22年の9月より仙台の監督に就任した伊藤氏は、今季ここまで8勝8分9敗の13位と苦戦が続いていた。
この状況もありクラブの代表取締役社長を務める板橋秀樹氏は、クラブ公式サイトにおいてこれまでの感謝を示しつつ、「リーグ戦で6試合勝ちがない状況にあります。シーズン途中での監督交代となることで、ご心配をおかけしますが、J2リーグを勝ち上がり、クラブ創設30周年をJ1のステージで戦うためには最早、後が無いと判断しました」と指揮官交代の経緯を説明した。
伊藤氏は契約解除にあたりクラブを通じて自身の思いを綴った。
「このたび、ベガルタ仙台の監督を退任することになりました。2022年の残り8試合から約1年間、良いときも苦しいときもありましたが、常にチーム一丸となって戦う姿勢を貫いてくれた選手、スタッフ、力強く後押ししてくださった、ファン、サポーター、どんな時でも心強いサポート、温かい応援をしてくださったベガルタファミリーの方々に深く感謝申し上げます。
今シーズン積み上げてきた成果を残りの試合、ベガルタファミリーのみなさんにお見せしたい、一緒に喜びを分かち合いたいと思っていましたので、シーズン最後まで一緒に戦うことができなくなったことは無念ではありますが、この後のハーフシーズン、チームがさらなる高みにいくこと、そして今シーズンの目的である優勝、J1昇格を信じております。1年間、本当にありがとうございました」
同日、後任に堀孝史コーチの新指揮官就任を発表。堀氏は「今シーズン、コーチとして同監督と共に歩んできた身として責任を感じていますが、シーズンはまだ終わっておりません。J1昇格に向かって選手、スタッフ共に全力で戦います。ベガルタ仙台に関わるみなさまの応援、声援、支援に感謝しています。引き続き共に戦ってください。よろしくお願いいたします」とコメントしている。
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