トッテナム（昨季成績：8位 勝点60 ｜ 18勝6分14敗 ｜ 70得点63失点）
新シーズンからアンジェ・ポステコグルー監督が指揮を執るトッテナム。昨季は8位に終わっただけに、新シーズンは再起を期す重要なシーズンとなる。
今夏にはジェームズ・マディソンやマノル・マーチら新戦力を獲得。プレミアリーグでも実績のある実力者だが、絶対的エースであるハリー・ケインにバイエルン・ミュンヘン移籍の噂があり、彼の去就次第でチームの目指すべき方向は大きく変わってきそうだ。
プレシーズン最初の試合となった18日のウェストハム戦では30本のシュートを放ちながら、2-3と敗戦。パフォーマンスには概ね満足していると話しながら、守備面で問題があることを認めた。昨季までプレミアリーグでしのぎを削っていたレスター相手にどのような戦いを見せるか、ポステコグルー監督の手腕にも注目が集まるところだ。
注目選手：ジェームズ・マディソン
今夏にレスター・シティから加入したマディソン。ポステコグルー監督はトップ下として起用しており、「試合を支配するチームになるためのカギは、複数の攻撃的な脅威を持ち、ゴールとゴールを創造できるミッドフィールダーを擁することだと監督なら誰でも言うだろう。彼はここ数年でそのレベルに達し、それができる選手であることを証明してきた選手だ」と得点に関与することを期待。前線の選手だけでなく、中盤の選手がゴールを取ることも求めており、新生スパーズのキープレーヤーとなるかもしれない。
レスター・シティ（昨季成績：18位 勝点34 ｜ 9勝7分22敗 ｜ 51得点68失点）
昨季最終節でプレミアリーグからの降格が決まったレスター・シティ。新たにエンツォ・マレスカ監督の下で再スタートを切ることになるが、補強は順調な様子だ。
ジェームズ・マディソンやチャグラル・ソユンク、ユーリ・ティーレマンスといった選手は退団したが、ジェイミー・ヴァーディやケレチ・イヘアナチョ、パトソン・ダカといった選手は残留。さらに、ハリー・ウィンクスやコナー・コーディといった実力者もプレミアリーグから加わり、チャンピオンシップのクラブとしては驚異的な選手層のチームが出来上がりつつある。
もちろん、目指すは一年でのプレミアリーグ復帰。ここまでのプレシーズンでもノーサンプトン、ルーヴェンに順当に勝利しており、視界は良好だ。
注目選手：ジェイミー・ヴァーディ
36歳となったエース、ジェイミー・ヴァーディ。契約は2024年までだが、レスター残留を決め、2部チャンピオンシップで戦うことを決めた。すでに大ベテランとなり、昨季はプレミアリーグ37試合に出場して3ゴール。一昨季は15ゴールを記録していただけに、衰えが指摘され始めている。プレミアリーグよりもさらにフィジカル的に過酷なチャンピオンシップで結果を残すことができるだろうか。トッテナム戦でコンディションを確認したいところだ。
放送・配信予定
- 配信：DAZN
- キックオフ：2023年7月23日（日）日本時間19:00
- 会場：ラジャマンガラスタジアム
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