第2次アッレグリ体制での3シーズン目を迎え、米国でプレシーズンを開始したユヴェントス。ミラン(28日)やレアル・マドリード(8月3日)との親善試合が控える中、55歳のトスカーナ人指揮官が『Gazzetta dello Sport』のインタビューで新シーズン開幕へ意欲を示した。
「昨シーズンは特殊な1年間だった。メンタル面でのエネルギー消耗がものすごかったが、新たなシーズンは異なる1年になるはずだ。自信をもって再出発しなければならない。このチームは昨シーズン、リーグ戦で3位相当の成績を収めただけに、最高の形で再出発できるように努めるだけで良いはずだ」
「新シーズンは全力を尽くしていきたい。ユヴェントスならUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)に復帰できるよう目指すのが当然だ。イタリアのクラブにとって、UCLは数多くの観点から非常に重要だ。処分がなければ、今年もUCLでプレーできたはずだったことを忘れないでおきたい」
「選手たちの特徴も踏まえ、昨年に始めたことを継続していけるように取り組んでいる。それから当然、(フェデリコ)ガッティやブレーメルのように、昨シーズンからユヴェントスでプレーしたにもかかわらず、良いパフォーマンスを見せてくれた選手たちの成長を期待している」
「(ニコロ)ファジョーリや(ファビオ)ミレッティもそうだが、ミレッティは後半、ニコロよりも少し苦戦していたね。このほかにも、素晴らしいクオリティを持った多くの若手選手がいる。シーズンは長く、難しいが、最高の形で開幕を迎えられるようこの期間に集中しなければならない」
昨夏の補強の目玉であるポール・ポグバは、度重なるケガにより昨シーズンのほとんどを棒に振った。だが、今夏も全体練習から離れて個人での調整が続いている。
「ポールのような選手がほぼシーズン全体を通して不在だったことは、間違いなく不利に働いた。残念ながら現段階において、彼は個別メニューに取り組んでいる。可能な限り早期に復帰してもらうことが目標だが、いつ頃全体練習に復帰できるのか現時点ではわからない」
「ミランやレアル・マドリードとのテストマッチで起用できるとは考えていない。実際のところ、チーム練習にはまったく参加していない。調整は上手く進んでいるが、注意が必要だ。昨シーズンもすべて順調であるように見えたが、その後、ストップしてしまうことがあった」
「走っている様子を見る限り、状態は良くなっているように見えるが、ここからプレーできるようになるまでが長い。試合で起用できるようになるかどうかを判断するには、少なくともあと1カ月待つ必要がある」
放送・配信予定
- ユヴェントス vs ミラン
- 配信:DAZN
- キックオフ:2023年7月28日(金)日本時間11:30
- 解説:細江克弥 実況:永田実
- 会場:ディグニティ・ヘルス・スポーツ・パーク
- ユヴェントス vs レアル・マドリード
- 配信:DAZN
- キックオフ:2023年8月3日(木)日本時間8:30
- 会場:キャンピング・ワールド・スタジアム
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