プレシーズンマッチ、レアル・ベティスとモナコが日本時間7月20日の3:00からセント・ジョージズ・パークで対戦する。
レアル・ベティス（昨季成績： 6位 勝点60 ｜ 17勝9分12敗 ｜ 46得点41失点）
昨季は激しい上位争いを展開しながらも、ナビル・フェキルの負傷もあって終盤戦に失速、6位に終わったベティス。それでもヨーロッパリーグ出場権を確保するなど目標を達成し、新シーズンへの準備を進めている。今夏は目立った補強はまだだが、昨季15ゴールを奪ったボルハ・イグレシアスやアヨセ・ペレスの完全移籍が決まるなど、主力陣は残留が予想されている。プレシーズンはスタートしたばかりだが、フランスの名門チームとの試合は新シーズンの準備を始めるに向けて大きな試金石となりそうだ。現段階では結果よりも、内容や個々の選手のコンディションに注目だ。
注目選手：ボルハ・イグレシアス
直近3シーズン連続でリーグ戦10ゴール以上をマークし、昨年9月にはスペイン代表デビューを飾ったイグレシアス。30歳と遅咲きのストライカーだが、大柄で強靭なフィジカルを生かした豪快なゴールだけでなく、ボックス内でスペースを見つける眼やワンタッチでネットを揺らす技術はハイレベルであり、新シーズンもエースとしての活躍が期待される。このモナコ戦でプレシーズンを良い形で始めたい。
モナコ（昨季成績：6位 勝点65 ｜ 19勝8分け11敗 ｜ 70得点58失点）
過去2シーズンを3位で終えていたが、昨季は最後の7試合で5敗（1勝1分け）と終始安定せずに欧州大会への出場権を逃したモナコ。今夏にはフィリップ・クレメント監督に続いてスポーツディレクターを務めていたポール・ミッチェル氏もチームを去り、アディ・ヒュッター新監督体制で再出発を図ることになる。今夏も複数選手の移籍が噂される中、新守護神としてフィリップ・ケーンの獲得に成功した。ポテンシャルは高いものの、昨季不本意な出来に終わった実力者たちにとって今夏のプレシーズンは非常に重要なものとなる。しかし先日、セルクル・ブルッヘには0-3と完敗。そうした中で迎えるベティス戦だが、プレーの質を改善できるだろうか。
注目選手：南野拓実
モナコ加入1年目は序盤のチーム不振とともに調子を落とし、ポジションを掴めない時期が続いた南野。それでも終盤5試合で3試合に先発、ゴールはなかったが持ち味を発揮する場面も多く、新シーズンへの期待を感じさせる形でシーズンを終えていた。すでにプレシーズンでハードワークしていることがモナコ公式が公開している映像でも確認されており、2シーズン目の挑戦へ準備を整えている。今夏にはいち早く合流できたこともあり、チームメイトや新監督との理解を深めながら結果を残したい。
試合情報
配信：DAZN
キックオフ：2023年7月20日（木）日本時間3:00
会場：セント・ジョージズ・パーク
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