プレシーズンマッチ、アーセナルとバルセロナが日本時間7月27日の11:30からアメリカのSoFiスタジアムで対戦する。
アーセナル（昨季成績：2位 勝点84 ｜ 26勝6分け6敗 ｜ 88得点43失点）
昨季プレミアリーグ2位のアーセナルは今夏ここまで、デクラン・ライス、カイ・ハヴァーツ、ユリアン・ティンバーを推定総額2億ユーロ以上で補強。20日のMLSオールスターズ戦を5-0で圧勝した後、現地時間22日にはマンチェスター・ユナイテッドと対戦した。
そのマン・U戦ではライスとハヴァーツ、サカらをスタメン起用。しかし、ゴールを奪うことができず、0-2で敗戦した。チームコンディションがまだまだ整っていないことがうかがえるパフォーマンスだっただけに、このバルセロナ戦では新戦力との融合や個々のコンディション向上はもちろん、チームとしての内容も改善させたい。
注目選手：冨安健洋
昨季の長期離脱からMLSオールスターズ戦で復帰した冨安は、マン・U戦で先発。ベン・ホワイトとティンバーの加入もあって、今季の出場機会が増えることが予想される左サイドバックとしてスタメン起用された。まだまだ状態は万全ではないはずだが、無難なプレーぶりで45分を消化。開幕とポジション確保に向け、プレシーズン中によりコンディションを上げてアピールしていきたい。
バルセロナ（昨季成績：1位 勝点88 ｜ 28勝4分6敗 ｜ 70得点20失点）
一方、昨季ラ・リーガで4年ぶりの優勝を果たしたバルセロナは、今夏ここまでマンチェスター・シティからイルカイ・ギュンドアン、アトレティック・クルブからイニゴ・マルティネスをともにフリーで獲得。また、セルヒオ・ブスケツが退団したアンカーポジションにジローナからオリオル・ロメウを引き入れた。
アメリカツアー遠征では、現地時間22日にユヴェントスとの親善試合が行われる予定だったものの、バルセロナの10選手以上がウイルス性胃腸炎となったとされ、中止に。今回のアーセナル戦が無事に開催される運びになったとしても、複数選手が不在となる見込みだ。
注目選手：イルカイ・ギュンドアン
昨シーズンは公式戦51試合に出場するなどチームの3冠達成の立役者の一人となったギュンドアン。32歳となった中でキャリア最高レベルのパフォーマンスを披露しており、バルセロナでの期待値も高い。チームメイトのペドリも「目を見張るものがある。彼がどんな感じで身体の向きを変えるのかとか、どうやってボールを失わないようにするかなどを見るのは学びになる」と、前マン・C主将から多くを吸収している模様。実践デビューとなれば注目だ。
放送・配信予定
- 配信：DAZN
- キックオフ：2023年7月27日（木）日本時間11:30
- 解説：水沼貴史 実況：永田実
- 会場：SoFiスタジアム
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