セビージャ（昨季成績：12位 勝点49 ｜ 13勝10分15敗 ｜ 47得点54失点）
3日にもベティスとのダービーマッチを控えるセビージャは、中2日でアトレティコ戦へと向かう。さらに11日にはバレンシアとのラ・リーガ開幕節、16日にはUEFAヨーロッパリーグ（UEL）王者としてマンチェスター・シティとのUEFAスーパーカップに臨む。
今季リーグ戦の開幕、さらにタイトルのかかった一戦に向けて準備を進めるセビージャ。今夏の移籍市場ではディフェンスラインの補強に努めており、アトレティコ戦ではまず安定した守備の構築に注目が集まる。そのうえでFWユセフ・エン=ネシリを中心とする攻撃陣が昨季以上の連係を見せることができるかどうか、アトレティコ戦は最高の試金石となりそうだ。
注目選手：イヴァン・ラキティッチ
35歳で2023-24シーズンへと入っていくラキティッチ。2022-23シーズンも公式戦51試合に出場しており、セビージャの心臓であり続けている。現有戦力を軸に連係を深めることでチーム力の向上を図ると見られるチームの中で、攻守の鍵となるラキティッチが良い状態で新シーズンに向かっていけるかどうかは大きな要素となる。
アトレティコ・マドリード（昨季成績：3位 勝点77 ｜ 23勝8分7敗 ｜ 70得点33失点）
アトレティコは今夏のプレシーズン、7月27日にKリーグ選抜と対戦したが2-3でまさかの敗北。それでも同30日には三冠王者マンチェスター・シティを2-1で撃破した。8月3日には久保建英所属のレアル・ソシエダと対戦し、セビージャ戦を迎える。
いずれもタフな相手との試合が続くが、セビージャとは22-23シーズンのラ・リーガにおける直接対決2試合で2-0、6-1と快勝でダブルを達成。それまでは8試合1勝5分け2敗と負け越していたものの、一気に悪相性という印象を振り払った。ジョアン・フェリックスの去就など移籍市場における動きがまだ注視される状況だが、豊富な攻撃的なタレントを生かして優位に試合を進めたい。
注目選手：アントワーヌ・グリーズマン
アトレティコの絶対的なエースとして君臨するグリーズマン。サウール・ニゲスやヤニック・カラスコらも含めて多くの攻撃のオプションが存在するが、新シーズンに向けてもグリーズマンが軸となることは間違いない。何よりも結果を残して良い状態で開幕へと向かっていきたい。
放送・配信予定
- 配信：DAZN
- キックオフ：2023年8月6日（日）日本時間11:00
- 会場：AT&Tパーク
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