今回は3つの事象をピックアップ。その中で注目したのが、J1第22節名古屋グランパス対アルビレックス新潟の32分の場面だ。
新潟が決定機を迎える。秋山裕紀がドリブルでゴール前まで持ち運ぶと、左の田上大地へラストパス。田上はシュートを放つもランゲラックの好セーブに阻まれた。ただ、その場面で対応した野上結貴が倒れ込んでいたこともあり、ボールがピッチ外に出たところでVARが介入。リプレイで見ると、田上がシュートをした後に野上の左足を踏みつけるような形になっていた。結局、主審は映像を確認した上でイエローカードを提示。このジャッジが妥当であったかを議論した。
最初に意見を求められた坪井氏は、「VTRで見れば見るほど踏んでいるなと見えてきてしまう。よくない方向に見えてきてしまうものの一つ」と主張。個人の見解としては、踏んでしまった後にすぐに謝っていることから「わざとではないと信じたい」とした上で、「このシーンだけを見てしまうと踏んでいるだろうと言われてもおかしくない」と口にした。加えて、レフェリーによって判定が変わった可能性があると意見を述べ、田上のプレーにしても避けれたのではないかと疑問を呈した。
続いて山岸氏も、あの場面で田上は「避けれたかな」と同調。自身がGKだった際、FWが足を残したかどうかは独特の間でわかると述べつつ、この場面においては自分自身が主審をしていた場合は「赤を出すと思います」と素直な意見を口にした。
両者の意見を聞いた上で、家本政明氏は事実として”飛んで足が下に落ちて踏んでしまった”ことを挙げ、その一連の流れが退場に値するかどうかがポイントになると主張した。今回の場面でイエローカードになったことに関しては、「一連の流れの中で乱暴な行為と言えるものとは主審が判断しなかった」と予想し、レフェリーによっては判断が変わる可能性があるだろうと意見を述べた。
踏んでしまったことについては意識がシュートの方に行っていたため、急に出てきたものを咄嗟に避けれなかった可能性もあると話した上で、「少なくともイエローカード以上ということは多くの人が理解するところだと思いますし、僕もそう思います」と結論付けている。
関連記事
● 【移籍情報】パリ五輪世代の鈴木唯人が再び海外挑戦へ。清水が海外クラブへの移籍を前提とした手続きのため離脱すると発表 | Jリーグ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。
● 【番組表】直近の注目コンテンツは?
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは?