18日、金曜日に夜にJ1の2試合が行われた。
ベスト電器スタジアムで行われたアビスパ福岡とアルビレックス新潟の一戦は、立ち上がりから新潟がボールを握って、新潟らしくペースを握っていく。その中で19分、今夏にザスパクサツ群馬から加入し、トップ下で初先発となったFW長倉幹樹がサイドで粘ったところから、こぼれ球を拾ったMF島田譲が鋭いグラウンダーのクロスを入れる。このクロスをDF長谷川巧が相手の前に入って触ったかに思われたが、結果的にはオウンゴールとなって新潟がリードする。
先制を許した福岡も時間と共に敵陣へ押し込む展開を増やし、FWルキアンと山岸祐也の2トップのコンビネーションからゴールに迫る。だが、チャンスをゴールには繋げられず、新潟がリードして前半を折り返す。
後半も新潟が良い入りを見せる。特に長倉がサイドに流れてクロスからチャンスメークすれば、その直後にはペナルティエリア付近でコースを狙い澄ましたシュートを放つ。初先発の新戦力がピッチの上で存在感を示すが、チームとして2点目を奪えずに終盤に突入した。
福岡は、前半同様に後半も終盤にかけてチャンスを増やす。だが、MF金森健志や山岸に訪れた決定機を仕留めることができない。守備陣を中心に最後まで集中を切らさず、ゴール前で体を張った守備を見せた新潟が3試合ぶりの勝利を手にしている。一方の福岡は、連勝が「5」でストップし、6試合ぶりの黒星となった。
埼玉スタジアム2002で行われた浦和レッズと名古屋グランパスの上位対決は、立ち上がりに試合が動く。11分、DF明本考浩からペナルティエリア付近でボールを受けたFWホセ・カンテが振り向き際に放った技ありシュートがネットを揺らし、開始早々に浦和がリードする。
先制を許した名古屋は、ボールを握る展開が増えたものの、効果的に攻められない時間が続く。その中でも31分、MF森島司からのスルーパスに抜け出したFW永井謙佑の折り返したボールがファーサイドでフリーになっていたDF野上結貴の下に渡り、数少ない決定機を作ったが、このチャンスを仕留めることができず、前半をビハインドで折り返した。
前半は効果的に攻められない時間が続いた名古屋だったが、後半開始からMF前田直輝とDF丸山祐市を投入すると、後半は攻撃に迫力が生まれ始める。55分に野上のクサビを起点に最後は前田がフリーでペナルティエリア内でシュートを放つが、これをGK西川周作の好セーブ。71分には敵陣でボールを奪った森下がその流れからペナルティエリアに侵入し、右足でシュートを放つ。しかし、これもバーに嫌われ、得点を奪えないまま、試合は終盤に突入した。
後半は敵陣に押し返せない時間が続いたものの、前半早々のリードをリーグ最少失点の守備で耐え抜いた浦和がリーグ戦では5試合ぶりの白星で上位争いに踏み止まっている。対する名古屋は、リーグ再開後初黒星を喫し、暫定首位浮上のチャンスを掴めず、明日ゲームを控える上位2チームにプレッシャーをかけることはできなかった。
■8月18日開催 結果
・J1第24節:
福岡 0-1 新潟
浦和 1-0 名古屋
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