第2次アッレグリ体制下で3年目を迎えたユヴェントス。日本時間21日、アンドレア・ソッティル率いるウディネーゼとの開幕戦を敵地で迎えると、開始直後に先制点をマークしたフェデリコ・キエーザや1ゴール1アシストを記録したドゥシャン・ヴラホヴィッチらの活躍により3-0と快勝し、白星スタートを切った。
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昨シーズンは、ピッチにおいてセリエA3位に相当するポイントを獲得したユヴェントス。だが、結果主義で“美しくないプレー”と批判の的にもなっていた。そんな中、ウディネでは、ハイプレスで素早いボール奪取を狙うなど積極的な姿勢を見せ、プレースタイルの変化をうかがわせた。
昨シーズンの最終節に続いてまたしてもウディネでゴールを挙げたキエーザは、チームのパフォーマンスに胸を張った。
「今日は偉大な試合を見せることができた。特に前半のインテンシティは非常に高く、ハイプレスを仕掛けることができた。これが現代サッカーであり、僕らはこのような戦い方をするべきなんだ。常に引いて守るのではなく、高い位置で相手にプレッシャーをかけに行き、積極的なプレーをすることもできると証明できた」
セカンドトップとして起用されたキエーザは、今夏の移籍市場でロメル・ルカクとのトレードの可能性も囁かれたヴラホヴィッチとの連携に手ごたえを感じている。
「ドゥシャンとはやりやすい。監督や戦術コーチからは、定位置にいるのではなく、動くように求められているが、僕はやりやすいよ。今シーズンの目標は、監督が話したように、UEFAチャンピオンズリーグ出場権の獲得だ」
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キエーザは16得点挙げられる選手
指揮官のアッレグリも開幕戦を振り返り、キエーザのパフォーマンスに満足感を示した。新たなポジションで起用することで年間16ゴールを記録できるはずだと期待を寄せている。
「間違っているかもしれないが、私はキエーザがFWの選手だと思っている。今日はヴラホヴィッチとのプレーだったが、上手くこなしていた。2人とも一緒に成長を見せており、今後は特に非保持の場面に関して成長を続けて欲しい。キエーザは14～16ゴールを挙げられる選手のはずだが、サイドで起用するとゴール数が制限されてしまう」
「我々は選手たちの特徴を最大限に活かさなければならない。現在は戦術面で取り組みを行っているが、まだ学んでいかなければならないことがたくさんある。今日は試合で勝利を収めることができたが、地に足をつけたままでいなければならない」
今夏、ボローニャでのレンタル期間を終え、ユヴェントスで初めてのシーズンに挑む23歳のアンドレア・カンビアーゾも好パフォーマンスを見せた。
「カンビアーゾはサプライズではない。上手くて頭の良い選手だ。キエーザがあのポジションでプレーすることで、彼はサイドからカットインすることができる。フェデがいない時は、似たような選手が必要になるだろう」
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