開幕戦で新生ミランに0-2と敗れたボローニャは、日本時間28日に敵地でマッシミリアーノ・アッレグリ率いるユヴェントスと対戦。2戦連続となるビッグマッチにおいて、先制に成功したが、80分にドゥシャン・ヴラホヴィッチのヘッド弾で同点に追いつかれ、1-1と引き分けた。
しかしボローニャはリードしていた71分、GKマッティア・ペリンの目の前に侵入したFWダン・エンドイェがサミュエル・イリング・ジュニオールに倒されたかに見えたが、マルコ・ディ・ベッロ主審はPKを与えず、チアゴ・モッタのチームは追加点の絶好のチャンスを逃した。しかも退場処分とならなかったイリングは、10分後にヴラホヴィッチの同点弾をアシストしている。
アリアンツスタジアムで大金星をつかみ損ねたボローニャのフェヌッチCEOは、試合終了後、疑惑の判定に憤りを隠せない。
「25年間、この仕事をしてきたが、私が試合終了後にインタビューにやって来て、審判について話をするのを見たことはあまりないだろう。しかし今回はそのような機会が訪れた。まずは高いレベルの試合を見せてくれたチームを称えたい。とんでもない誤審が、もはや確実となっていたはずの我々の勝利を奪った。なぜならPKが我々に与えられ、ユーヴェの選手は退場になるはずだったからだ」
「私は監督や選手たちの仕事を守るために、そしてユヴェントススタジアムで貴重な勝利を奪われるのを目にしたファンを守るために、ここへやって来た。非常に残念だ。頻繁に起こることではないとはいえ、VARとピッチの関係について改善していく必要があるだろう。このようなミスはとんでもないものだ。GKの目の前で選手が倒されたのにPKにならず、退場処分が科されないなんて考えられない」
「テクノロジーの時代においてミスがおき、チームから確実な勝利が奪われたことは耐え難い。長年にわたってVARの取り組みが行われてきたはずだが、なぜこのようなケースでVARが介入できないのか、理解に苦しむ。これは本当に狂気だ。本当に耐え難いエピソードだ」
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