29日に行われたラ・リーガ第3節で、ラージョ・バジェカーノとアトレティコ・マドリードが対戦した。
敵地『エスタディオ・デ・バジェーカス』でのダービーマッチに臨んだアトレティコは、試合開始早々からライバルを圧倒。2分に生まれたフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンのゴールを皮切りに、オランダ代表FWメンフィス・デパイ、アルゼンチン代表DFナウエル・モリーナが加点して前半だけで3点を先行する。
後半になっても、アトレティコの勢いは全く衰えず。スペイン代表FWアルバロ・モラタの2ゴールと、アルゼンチン代表FWアンヘル・コレア、スペイン代表MFマルコス・ジョレンテのゴールでラージョにとどめを刺し、7-0と衝撃的なスコアで勝利を収めた。
スペインメディア『Relevo』が29日に報じたところによると、アトレティコが敵地で7ゴールを決めたのはクラブ史上2度目(1度目は1948年に7-2で勝利したスポルティング・ヒホン戦)。ラージョ戦後、アトレティコのディエゴ・シメオネ監督は次のようにチームに対する手ごたえを語っている。
「良い予感があるんだ。チームには、パンデミック時にラ・リーガ王者になった時のようなエッセンスがある(アトレティコは2020-2021シーズンに優勝)」
「守備陣は、チームに自信とエネルギーを与えてくれている。前線の選手たちは、自分の仕事をするのにそれほど多くの苦労を必要としていない。そして、ジョアン(・フェリックス)の件が連日ニュースになっているにも関わらず、落ち着きを失うこともないんだ。彼(J・フェリックス)がいてもいなくても、このチームはとても真剣にプレーしている」
シメオネ監督は、バルセロナへの移籍願望を公言してチームでも“浮いた”存在となっているJ・フェリックスの名前を出しつつ、チームの団結を強調。ここまで2勝1分と上々の滑り出しを見せたアトレティコは次節、9月4日に本拠地『シビタス・メトロポリターノ』でセビージャと対戦する。
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