■スタンダール・リエージュvsモレンベーク
開幕から2分け3敗と勝利がないスタンダール・リエージュはホームで昇格組のモレンベークと対戦する。だが、明るい材料も。今夏にウォルヴァーハンプトンから加入した川辺駿が前節途中出場から初ゴールを記録。試合後には「（今後）チャンスを作り、得点してチームを助けることができると思います」とさらなる活躍を予感させている。
モレンベーク戦で先発するかは定かではないが、期待したいところ。前所属のチューリッヒでも多くのゴールに絡んでいただけに、同様の活躍が求められる。
■ヘントvsクルブ・ブルッヘ
3勝1分け同士で首位を追うヘントとクルブ・ブルッッヘの両名門クラブ。ヘントでは渡辺剛が全4試合にフル出場など守備の要として存在感を発揮。また、CBながら1ゴール1アシストを記録するなど、高さを活かして攻撃面でも存在感を発揮している。
かたやクルブ・ブルッヘも前節はモレンベークに7-1と大勝。開幕4試合で14ゴールと攻撃陣が絶好調だ。中でもスコフ・オルセンは公式戦8試合で6ゴールと右サイドからゴールを量産している。ヨーロッパカンファレンスリーグプレーオフも勝ち上がり、本大会出場が決定。いい状態で上位対決を迎えることになる。
■シャルルロワvsシント＝トロイデン
森岡亮太所属のシャルルロワ。森岡は開幕直後は先発から外れていたものの、ここ2試合は先発でプレー。チームは5試合で勝利がないだけに早く勝ち星がほしいところだ。
対するシント＝トロイデンは開幕連勝を果たしたものの、ここ3試合は勝利なし。うち2試合でチームは無得点に終わっており、攻撃陣には奮起が求められる。プレシーズンでは好調を維持していた伊藤涼太郎がいまだ得点に絡むことができておらず、プレッシャーは高まるばかりだ。また、前節は退団濃厚となったシュミット・ダニエルに代わって新加入のGK鈴木彩艶が先発でデビュー。だが、チームが2失点で敗れたこともあり、「満足行くパフォーマンスではなかった」と認めるところ。攻守両面での調和を求め、今季3勝目を狙う。
ベルギーリーグ第6節 ※日本時間
▽9月2日（土）
ルーヴェン vs コルトレイク(3:45)
セルクル・ブルッヘ vs ウェステルロー(23:00)
▽9月3日（日）
メヘレン vs オイペン(1:15)
スタンダール・リエージュ vs モレンベーク(3:45)
ヘント vs クルブ・ブルッヘ(20:30)
ユニオンSG vs アントワープ(23:00)
▽9月4日（月）
ヘンク vs アンデルレヒト(1:30)
シャルルロワ vs シント＝トロイデン(2:15)
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