3日、各地でJ1、J2、J3が開催した。
今節を最後に中断期間に入るJ1は2試合が開催された。
注目されたのはヴィッセル神戸と京都サンガF.C.のカードだ。前日に横浜F・マリノスが敗れたことで首位浮上のチャンスが訪れた神戸は、ホームでの勝利を目指して試合に入った。
だが、先に試合を動かしたのは京都だった。右サイドで相手DFのクリアミスを拾った原大智がカットインから左足を一閃。相手に当たって軌道が変わったボールがゴールに吸い込まれ、京都が大きな先制点を奪うに至った。
苦しいスタートとなった神戸だが、すぐさま反撃を開始。17分、左サイドでボールを受けた汰木康也がクロスを供給すると、セカンドボールに反応した川﨑修平がシュートを狙い、そのボールがゴールに突き刺さった。この得点により神戸は、試合を振り出しに戻して後半へと折り返した。
後半に入りさらに攻勢を強めた神戸に、勝ち越し点が生まれたのは52分のこと。途中出場のジェアン・パトリッキがスピードで相手DFを置き去りにして左サイドを突破をすると、最後は相手GKとの駆け引きを制して貴重な追加点を奪った。
その後、京都が前に出てきたものの、最後まで失点を許さなかった神戸が2-1で勝利。横浜FMを抜いて首位に返り咲いた。一方、京都は3連勝とはならなかった。
一方、JリーグYBCルヴァンカップ準々決勝での対戦を控えていることから3試合連続で対戦が続くFC東京とアビスパ福岡の一戦は、キックオフ直後から福岡が圧倒。2分には波状攻撃の流れから最後は前寛之のふわりとしたクロスに佐藤凌我が飛び込み、福岡が先手を奪うことに成功した。さらに11分にはスローインを起点に紺野和也が裏を取ってゴールラインギリギリで折り返すと、山岸祐也が決め切りリードを広げた。
後半は得点を奪う必要があるFC東京が敵陣に侵入する機会を増やしていくが、福岡にカウンターを受ける場面も増え、なかなかゴールを奪うことができず。86分に原川力のCKを大外で熊田直紀が頭で合わせ、1点を返したが、追撃はそこで終了。そのまま試合を終えた福岡が連敗をストップし、FC東京は3試合勝ちなしとなった。
J2は9試合が開催された。首位のFC町田ゼルビアは敵地で10試合負けなしのザスパクサツ群馬と対戦すると、90分を通して見応えのある試合を展開。最後まで互いの堅守を崩すことができなかったが、最後までスリリングな試合を続けてドロー決着となった。
そのほか、ファジアーノ岡山がいわきFCを2-1で破り3連勝で7位に浮上。4試合以上の負けなしが続く栃木SC、水戸ホーリーホック、徳島ヴォルティスは、それぞれ13位、15位、16位となっている。
2試合が開催されたJ3では、FC大阪が松本山雅FCに3-1で勝利して4位に。奈良クラブはアスルクラロ沼津との上位対決を制して3連勝で5位に浮上した。
■9月2日開催 結果
・J1第26節:
FC東京 1-2 福岡
神戸 2-1 京都
・J2第33節:
長崎 2-2 大分
いわき 1-2 岡山
清水 0-0 徳島
仙台 0-0 甲府
山形 1-1 大宮
栃木 2-0 藤枝
群馬 0-0 町田
千葉 1-0 熊本
山口 1-2 水戸
・J3第25節:
FC大阪 3-1 松本
沼津 0-1 奈良
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