セリエA開幕から2連勝を飾るインテルは、日本時間4日にヴィンチェンツォ・イタリアーノ率いるフィオレンティーナをホームのスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァに迎えた。前半にマルクス・テュラムのセリエA初ゴールで先制すると、後半には主将ラウタロ・マルティネスのドッピエッタ(1試合2得点)などで追加点を奪い、3戦連続のクリーンシートで4-0と大勝を収めた。
セリエA3試合を終えて9ポイントを獲得し、ミランと首位で並んだインテルの指揮官シモーネ・インザーギは、『ダゾーン』のインタビューでチームのパフォーマンスを分析した。
「7月から良い取り組みを続けてきて、我々は開幕から最高の3試合を見せることができた。最高の感触を得ているが、まだ始まったばかりだ。この調子を維持していかなければならない。良い守備をし、失点しないという意識があり、良いプレーだった。全員が献身的にプレーしていて、私は満足している」
続いてインザーギは、23分にセリエA初ゴールを挙げたほか、53分にラウタロの得点をアシストする活躍を見せた新加入のテュラムに言及。「テュラムは非常に良かった。これまでの2試合のパフォーマンスも気に入っていたが、彼にはゴールが必要だったので、決めてくれて私もうれしい」とコメントした。
また、今シーズン2度目のドッピエッタで合計5得点をマークし、得点王争いで首位に浮上した26歳の主将にも賛辞を贈った。
「得点王のタイトルを獲得するためのすべてのクオリティを兼ね備えている。しかし、彼がチームのために自己犠牲のプレーをしている姿を見るのは素晴らしいものだよ。彼は、この2年間、私の下で最高の仕事をしてきたが、まだまだ成長している。彼は我々のリーダーだ」
代表ウィークによる中断明けのセリエA第4節は、ライバルのミランとのミラノダービー。インテル指揮官は、ミラノの街を二分する大一番に言及した。
「ダービーが何を意味するのかは、誰もがわかっていることだ。多くの選手が代表戦で遠くまで行き、しかも過密日程で2試合をこなさなければならない。全員が戻ってくるのを待っている。ダービーは、1日早い土曜開催となるが、それはミランも同じ条件だ」
ハイライト
関連記事
● 【インタビュー】守備の名手ネスタ氏が持論「私は横浜でもゴールを決めた。誰だってFWをやりたい。DFはさせられるもの」トレゼゲ氏とミランやユーヴェの将来も語る | セリエA
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。