プライムステージ準々決勝第1戦が各地で行われた。
最も多くのゴールが生まれたのは札幌ドームで行われた北海道コンサドーレ札幌と横浜F・マリノスのゲームとなった。
前半8分に植中朝日のゴールでアウェイの横浜FMが先制するも、ホームの札幌も岡村大八が決め振り出しに戻す。そのまま折り返した後半も開始早々に横浜FMがスコアを動かすが、ここからドラマが待っていた。札幌のエース・小柏剛が74分と90＋5分に連続でゴール。チームを鮮やかに勝利に導いた。
味の素スタジアムではFC東京とアビスパ福岡が対戦。この両者は3日のリーグ戦でも対戦しており、中2日での再戦となったが、お互いに先発メンバーを多く入れ替え、フレッシュな選手たちがピッチに立った。その中、先手を奪ったのはホームのFC東京。リーグ戦での敗戦の反省を生かし、3バックでのミラーゲームを挑むと、立ち上がりから主導権を握ることに成功し、16分には相手GKのミスを見逃さず、アダイウトンが先制点を奪った。
その後も集中したプレーを見せたFC東京がゲームを優位に進め、運動量が落ちた終盤は押し込まれる時間が増えるも高い集中力を保ったまま時間は経過。1-0のまま逃げ切り、第1戦を勝利で飾った。
反対にアウェイの地で勝利を飾ったのは浦和レッズである。0-0で迎えた後半のわずか1分、アレックス・シャルクがミドルシュートを突き刺し、結局これが決勝点となっあ。
もう1試合、名古屋グランパスと鹿島アントラーズは、鹿島が松村優太のゴールで先制するも、後半の終了間際に久保藤次郎が貴重な同点ゴールを叩き込み、勝点1ずつを分け合った。
運命の第2戦は中3日の10日に開催される。
■9月6日開催 結果
・ルヴァンカップ準々決勝第1戦
FC東京 1-0 福岡
G大阪 0-1 浦和
札幌 3-2 横浜FM
名古屋 1-1 鹿島
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