今回の欧州遠征で日本代表は、現地時間の9日にドイツ代表、12日にトルコ代表と2つの国際親善試合に臨む。その代表メンバーの中で、唯一の初招集となったのがセレッソ大阪に在籍するDF毎熊晟矢だ。
現在25歳の毎熊は、学生時代まではフォワードをメインポジションとしていたが、2020シーズンに地元クラブのV・ファーレン長崎でプロキャリアをスタートさせると、当時監督を務めていた手倉森誠氏が右サイドバックへコンバート。超攻撃的なサイドバックとして、プロ2年目の2021シーズンには3ゴール10アシストをマーク。その翌年にはJ1のC大阪へ移籍し、個人昇格を果たした。
そんな毎熊を佐藤氏は、「上下動ができて本当に良い選手」と絶賛。すると内田氏は、「森保さんはどういったところを評価したんだろうね」と解説陣に問いかける。林氏は「アスリート能力だと思うよ。身体能力がすごく高い」と語ると、続けて佐藤氏も「走れるところと狭いスペースでも技術力が高い」とプレーの特長を解説した。
今回の代表メンバーには、毎熊の他にもJリーグからはGK大迫敬介(サンフレッチェ広島)、DF森下龍矢(名古屋グランパス)、MF伊藤敦樹(浦和レッズ)の4名が選ばれているが、佐藤氏は「Jリーグから選ばれた選手はちゃんと継続して(自分のプレーを)披露できている。そういった意味では順当かなと思う」とコメント。
今回のメンバーを見た内田氏は、「サイドは色々と試すんだろうなという感じがあるので、前回は菅原くんがすごく頑張っていたので、そこを誰がライバルになるのか。これだけ後ろがいれば、3枚でやるのもアリだと思うし、サイドの人選は気になる」と期待を寄せた。
初の国際舞台に挑む25歳が、このチャンスで爪痕を残すことができるか注目したい。
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