15日、各地でJ1、J2が開催された。
週明けからAFCチャンピオンズリーグのグループステージが開幕するため、フライデーナイトJリーグとしてJ1の3試合とJ2の1試合が行われた。
等々力陸上競技場では多摩川クラシコが実現。川崎フロンターレとFC東京が激突した。立ち上がりから主導権を握ったのはホームの川崎Fで流動的なビルドアップからチャンスをうかがい、最前線にはこの試合がJリーグデビューとなった元フランス代表のバフェティンビ・ゴミスが君臨。強靭なフィジカルを生かし、起点となった。
前半こそチャンスをモノにできずスコアレスで折り返すも、後半早々にチャンス決め切る。脇坂泰斗が自陣で相手を一人はがしそのまま運び、左サイドのマルシーニョを預けると、マルシーニョは迷いなくドリブルで仕掛けエリア内に進入。最後は落ち着いてゴール隅に流し込んだ。
スコアが動いてからは次第にオープンな展開になっていき、FC東京もカウンターからチャンスを作ったが、フィニッシュ精度を欠きそのままタイムアップ。川崎Fが7試合ぶりの勝利をつかんだ一方、FC東京は15年ぶりのシーズンダブルを逃し、勝ちなしが4に伸びてしまった。
その他の2試合はどちらも引き分けに終わった。
ニッパツ三ツ沢球技場での一戦はスコアが動かないまま終盤に突入し、スコアレスドローの雰囲気が漂ってきた矢先に立て続けに得点が生まれた。87分に鳥栖の長沼洋一が先制ゴールを挙げたのも束の間、90分に横浜FMの吉尾海夏が起死回生の同点ゴール。土壇場の攻防で勝点1を分け合う形となったが、優勝争いを繰り広げる横浜FMからすれば、ホームで痛いドロー決着となってしまった。
もう1試合、埼玉スタジアムで行われた浦和レッズと京都サンガのゲームは、ホームの浦和が押し込む時間を長くしたが、相手GKの好守に阻まれるシーンもあるなど、最後までゴールが遠くそのままタイムアップ。勝てば上位陣との差が縮められたが、そのチャンスを逃した。
なお、J2で唯一の開催となったヴァンフォーレ甲府と東京ヴェルディの一戦は、前半のうちに甲府が宮崎純真のゴールで先制するも、後半早々に東京Vが染野唯月のゴールで追い付く。その後はどちらにも勝負を決める決勝点は生まれず、1-1で終わった。
■9月15日開催 結果
・J1第27節
川崎F 1-0 FC東京
浦和 0-0 京都
横浜FM 1-1 鳥栖
・J2第35節
甲府 1-1 東京V
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