各月で最も活躍した選手を表彰する『2023明治安田生命JリーグKONAMI月間MVP』。J1の8月部門では鹿島の樋口が選出された。
樋口は優勝争いに絡んできた鹿島で先月、4試合2ゴール、2アシストと申し分のない活躍を披露。鹿島はセットプレーからの得点数がリーグ1位を誇るが、樋口はセットプレーのキッカーとしてもチームに貢献している。
月間MVPを初受賞となった樋口は「自分がもらえるなんて思っていなかったので嬉しい気持ち」と率直な思いを語りつつ、「自分だけで取った賞ではないので、チームメイトやコーチングスタッフ、そしてサポーターに感謝したい」と周りへの感謝の思いを口にした。
自身の中で印象に残っている試合やプレーを聞かれると、第24節のホームのサガン鳥栖戦であると主張。古巣との試合でゴールを決めたことに関して「自分の成長した姿を見せることができたんじゃないかなと思いますし、すごく印象に残っている試合」と思いを明かした。
現在、アシストランキングでも11アシストでトップに立っている樋口。そこに関しては大半がセットプレーからのアシストであると語り、「チームメイトが得点を取ったからこそ評価される。均衡した試合はセットプレーが鍵になる。質の高いボールと中の人が合わせやすいボールを供給することだけを考えて練習や試合から取り組んでいる」と意識していることを説明した。
また、樋口はプライベートについてもトーク。結婚式の話題や子育てについても触れた。ちなみに試合の2日前に食べる勝負メシは「うなぎ」とのこと。残り少なくなったJリーグでどんなパフォーマンスを見せるか注目だ。
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