ここ3試合勝利がない首位・町田は敵地でV・ファーレン長崎と対戦した。立ち上がりから保持して押し込む展開となる中、大きく試合が動いたのは27分。中村慶太が平河悠に対する危険なタックルで一発退場となり、町田は前半のうちに数的優位の状況を得ることになった。
こうなると町田は猛攻を開始。36分にミッチェル・デュークのヘディングシュートで先制すると、前半終了間際には鈴木準弥が直接FKを叩き込んでリードを広げて後半へ。73分に藤尾翔太が詰めてさらにリードを広げると、78分、85分、88分と立て続けにゴールを奪い終わってみれば6-0の圧勝。4試合ぶりの勝利で下位を突き放す勝点3を手にした。
一方、前節ようやく自動昇格圏の2位に浮上した清水エスパルスは、ホームでAFCチャンピオンズリーグから中3日のヴァンフォーレ甲府と対戦。前半からなかなかチャンスを作れない難しい展開を強いれると、後半はシステム変更を機に徐々に攻勢を強めていったが、ゴールをこじ開けるところまでは行けず。そのままゴールを奪えないままスコアレスドローで勝点1を積み上げるに至った。
これにより2位浮上のチャンスが巡ってきたジュビロ磐田だったが、こちらも開始早々に松原后のゴールで先制したものの、前半終盤に追いつかれる苦しい展開に。後半も攻勢を強めたが、なかなか勝ち越し点を奪えず、逆に76分にセットプレーからファジアーノ岡山の柳育崇に沈められ、逆転負けを喫した。
上位陣が軒並み勝ち点を落とした中で、好調を継続しているのはジェフユナイテッド千葉だ。ベガルタ仙台と対戦した千葉は、前半の佐々木翔悟のゴールを皮切りに3ゴールを奪取。相手の攻撃を1点に抑え、6連勝を達成して5位へと順位を上げている。
また、残留争いではいわきFCとツエーゲン金沢が直接対決を行い、こちらはいわきが1-0で勝利。最下位の大宮アルディージャが徳島ヴォルティスを下して意地を見せ、金沢との差を「2」に縮めることに成功している。
■J2リーグ第36節 結果
秋田 1-1 山形
水戸 0-1 大分
長崎 0-6 町田
いわき 1-0 金沢
千葉 3-1 仙台
山口 1-0 群馬
清水 0-0 甲府
岡山 2-1 磐田
東京V 2-2 藤枝
徳島 0-1 大宮
熊本 3-0 栃木
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