セリエA7試合を終えて、勝ち点「8」で開幕ダッシュに失敗したローマ。指揮官ジョゼ・モウリーニョの解任の噂も囁かれる中、日本時間9日、敵地サルデーニャにおいて、クラウディオ・ラニエリ率いる昇格組カリアリとの対戦に臨むと、FWロメル・ルカクのドッピエッタ(1試合2得点)などで4-1と快勝した。
ローマは、リーグ戦2連勝で10位へと浮上したが、40分に左ひざの負傷により途中交代したパウロ・ディバラの状態が心配される。モウリーニョが試合終了後、自身の考えを明かした。
「楽観視する雰囲気はない。私は常に選手たちのことを強く信頼しているが、パウロが前向きでないのなら、私も前向きになれない。もちろん明日の検査結果を待つ必要があるが、私は選手たちの経験や感覚を信じているので、パウロが楽観的でないなら、私も楽観的になれない。ただ、確かなことは、パウロをしばらくの間、失うことだ」
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また、自身の去就を巡り、解任の可能性が報じられていることに触れ、「何の話か私にはわからない」と述べると、持論を展開した。
「私は来年6月30日まで契約を結んでいて、自分がここで何をしたいのかを、完璧に理解しているつもりだ。すなわち私の持っているもののすべてをローマに与えるということだ。クラブとの間には、何も問題はない。私はみんなが求める結果出すために、選手やクラブに手助けをしている」
セリエA第6節のジェノア戦で1-4と大敗したローマ。モウリーニョは、以降、守備面の改善に取り組んできた。
「ジェノアとの敗戦の分析にかなりの時間をかけ、より守備が安定するように努めた。ローマは、ものすごくスピードがあるわけでもインテンシティが高いわけでもない。少しだけバランスを整えたことで、カウンターに苦しめられなくなった」
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