日本代表は、[4-3-3]の布陣でスタート。中盤は遠藤航がアンカーを務め、インサイドハーフにカタールW杯以来の代表復帰を果たした南野拓実と田中碧を配置。前線は、右サイドに伊東純也、体調不良で代表を辞退した三笘薫が不在の左サイドは中村敬斗にチャンスが訪れ、1トップには浅野拓磨が入った。
日本が最高の入りを見せた。
先発にチャンスを掴んだ南野が相手最終ラインの背後に抜け出し、いきなりチャンスを作れば、ボールを奪われた後に素早いプレスバックでボールを奪い返す。立ち上がりからアグレッシブなプレーで南野が日本に勢いをもたらすと、その流れから2分、こぼれ球をペナルティエリア手前で拾った田中のミドルシュートが相手DFに当たってゴールに吸い込まれ、日本が早々にリードする。
だが、10分を過ぎた辺りからカナダが敵陣でボールを動かし始める。その流れが続く中でバイエルン・ミュンヘンのMFアルフォンソ・デイビスがDFライン背後に抜け出し、GKの大迫敬介と接触。一度はノーファウルとなったが、VARによってPKという判定が下されるが、このPKを大迫がゴール中央に飛んだボールを自ら足でセーブし、ピンチを救う。
再びペースを握り返した日本は、中村や毎熊晟矢、田中が積極的にシュートを狙っていく。そして39分には、流れるようなパスワークで左サイドから崩し、オウンゴールを誘って追加点が生まれると、41分には浅野のラストパスを中村が沈めて、前半だけで3点差をつけて折り返す。
後半開始から冨安健洋に代えて谷口彰悟を投入した日本は、49分に左サイドからのクロスを伊東の浮き玉に田中が抜け出してゴールネットを揺らし、後半早々にもゴールを奪う。
その後に中村が足首を痛めて負傷交代というアクシデントもあったが、61分には伊藤敦樹と旗手怜央を、72分には川辺駿と古橋亨梧を、83分には橋岡大樹を投入し、様々な選手を試しながら、バランスを崩さない守備を続けて危なげないゲーム運びを見せていたが、試合終盤に失点を許して、4-1で決着。6月シリーズからゴールラッシュを続けた日本が、10月シリーズ初戦を勝利を飾っている。
日本代表は17日、舞台をノエビアスタジアム神戸に移し、チュニジア代表との一戦に臨むことになる。
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