今シーズンは、開幕から苦戦が続くラツィオ。リーグ中断前の前節では、難敵アタランタを相手に3-2と勝利し、ようやく合計10ポイントで13位へと順位を上げた。日本時間22日に行われる第9節では、前節で退場処分を受けた指揮官のマウリツィオ・サッリが不在の中、12位サッスオーロと敵地での対戦へ臨む。
そんな中、DFエルセイド・ヒュサイが、クラブ公式メディア『Lazio Style Channel』のインタビューで意欲を示した。
「昨シーズンは、他の強豪と同様にレッジョ・エミリアでかなり苦しめられた。自分たちらしい試合を見せる必要があるだろう。サッスオーロは、ポイントを持ち帰るのが本当にハードな相手だ。しかし110％の力を発揮すれば、結果を出せるはずだ」
UEFAチャンピオンズリーグ（UCL）のセルティック戦から公式戦2連勝を収めているラツィオ。リーグ再開後の初戦においても、その勢いを維持したいところだ。アルバニア代表DFが続けた。
「僕らはセルティック戦とアタランタ戦の勝利を必要としていた。これが大きな刺激となり、どんな相手にでも勝てることがはっきりと感じられた。だから自分たちに自信を持たなければならない。サッスオーロの前線には、高いレベルの選手たちがいて、現在、好調であることは把握している。相手のビルドアップの場面においても、注意力が求められるだろう」
サッスオーロ戦、鎌田大地の出場は？
なお、ラツィオに所属する日本代表MF鎌田大地は、モンツァ戦前のひざのトラブルや中盤のメンバーのバランス関係などから、直近のリーグ戦においてベンチスタートが続いている。
イタリアメディア『Sky Sport』は、サッスオーロ戦におけるラツィオの中盤のスタメンについて、「またしても（マテオ）ゲンドゥージと（ニコロ）ロヴェッラに託すだろう。（マティアス）ベシーノ＆カマダより、ロヴェッラ＆ゲンドゥージの可能性が高い」と予想した。
イタリア紙『Corriere dello Sport』も同様に、「中盤はゲンドゥージ、ロヴェッラ、ルイス・アルベルトのラインになる可能性がある」と指摘。ただ「カマダも（出場を）望んでいる」と述べつつ、鎌田とのコンビで同時起用されてきたベシーノが「ウルグアイ代表から今日（現地時間20日）戻ったばかり」であることに言及した。また『Gazzetta dello Sport』も鎌田のベンチスタートを予想している。
放送・配信予定
- サッスオーロ vs ラツィオ
- 配信：DAZN
- キックオフ：2023年10月22日（日）日本時間3:45
- 解説：川勝良一 実況：河村太朗
- 会場：マペイ・スタジアム
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