名古屋グランパス 対 サガン鳥栖 の見どころ
10月最後の金曜日に行われる『FRIDAY NIGHT J.LEAGUE』。岐阜メモリアルセンター長良川競技場では4位の名古屋グランパスと12位のサガン鳥栖が対戦する。
ホームの名古屋は夏場までリーグ優勝を狙える位置につけていたが、そこから失速してしまった。第24節からの6試合を4敗2分と大きく負け越し、その争いから大きく後退。残り4試合で11ポイント差と追い込まれた。
それでも、前節・ガンバ大阪戦でCBの藤井陽也がCKからヘディングシュートを決めた1点を守り切り、ひさしぶりの勝利を挙げ4位に浮上。2位の横浜F・マリノスとは勝点7差であり、ACL出場権は十分に狙える状況である。下位相手に取りこぼすことなく追撃態勢を整えたい。
この勝ちなしの期間のゲーム内容を振り返ると、引き分けに終わった2試合は先制しながらも追い付かれて勝利を逃しており、得点を奪いながら敗れた試合も先制や一時は同点に追い付けている。そう考えれば、課題は得点後のゲームの運び方。スコアや時間帯などを考えながら、ピッチ上の意識を統一して戦いたい。
シーズン終盤のホームゲーム2試合は、施設の都合上、ホームスタジアムである豊田スタジアムを使えない苦しい事情もあるが、隣県の岐阜県にある長良川競技場にも多くのファン・サポーターが訪れてくれるだろう。約3か月ぶりの連勝を飾り、ラスト3試合につなげたい。
アウェイの鳥栖は勝点36の12位の位置。9月23日の第28節・FC東京戦で2点のリードをひっくり返される痛恨の逆転負けを喫し、勝ちなしが8試合負けなしまで伸びてしまった。それでも、前々節・京都サンガ戦では後半アディショナルタイムに2ゴールを奪い、今度は自分たちが逆転勝ち。前節・アルビレックス新潟戦ではアウェイで勝点1を積み上げ、現在は2戦負けなし中である。
残り4試合の時点で最下位とは10ポイント差であり、今節の結果次第では残留が決まる。この試合で勝てば自力で残留を決められるだけにモチベーションは高いだろう。反対に、次節にはその横浜FCとの直接対決が控えており、そこまでもつれ込むようだとプレッシャーがかかってしまうだけに、今節は勝点3がマストである。
10番を背負う小野裕二はここまでキャリアハイを大きく超える9ゴールをマークしており、自身初の2ケタ得点も目前である。最前線に君臨するエースの10ゴール目で残留を決定させたい。
今節の対戦カード
| 日時 | 対戦カード | スタジアム | 配信・放送予定 |
|---|---|---|---|
| 10月27日（金） 19:00 | 名古屋グランパス vs サガン鳥栖 | 長良川 | DAZN |
| 10月28日（土） 13:00 | 北海道コンサドーレ札幌 vs 横浜FC | 札幌ド | DAZN |
| 10月28日（土）14:00 | 鹿島アントラーズ vs 浦和レッズ | カシマ | DAZN |
| 10月28日（土） 14:00 | 湘南ベルマーレ vs ヴィッセル神戸 | レモンS | DAZN |
| 10月28日（土） 14:00 | 京都サンガF.C. vs アルビレックス新潟 | サンガS | DAZN |
| 10月28日（土） 14:00 | セレッソ大阪 vs ガンバ大阪 | ヨドコウ |
DAZN |
| 10月28日（土） 14:00 | アビスパ福岡 vs 横浜F・マリノス | ベススタ | DAZN |
| 10月28日（土） 15:00 | FC東京 vs サンフレッチェ広島 | 味スタ | DAZN |
| 10月29日（日） 15:00 | 柏レイソル vs 川崎フロンターレ | 三協F柏 | DAZN |
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