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「インテルvsローマの真の主役はルカクの後釜テュラム」伊解説陣がビッグマッチ2試合に見解!「ナポリvsミランは極めて美しい一戦」 | セリエA

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「インテルvsローマの真の主役はルカクの後釜テュラム」伊解説陣がビッグマッチ2試合に見解!「ナポリvsミランは極めて美しい一戦」 | セリエA(C)Getty images
【欧州・海外サッカーニュース】セリエA第10節のビッグマッチ、インテル対ローマやナポリ対ミランなどについて、ユヴェントスOBのチーロ・フェラーラ氏ら『DAZN(ダゾーン)イタリア』の解説陣が見解を示した。

セリエA第10節では、シモーネ・インザーギ率いるインテルがジョゼ・モウリーニョのローマをホームのスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァで1-0と下し、合計25ポイントで首位の座を守った。そんな中、『ダゾーン・イタリア』の解説陣が「Sunday Night Square」の番組内で2チームによるビッグマッチを議論。ゲスト出演したミランOBのセルジーニョ氏がインテルに見解を示した。

インテルは今夏、主力のマルセロ・ブロゾヴィッチやエディン・ジェコ、アンドレ・オナナやミラン・シュクリニアル、ロメル・ルカクらが退団し、大幅な入れ替えを行ったが、戦力に衰えは見受けられない。

「インテルはこれまで、偉大なカルチョを見せている。ミランやユヴェントスも素晴らしいが、現時点では、インテルが最も準備の整ったチームだ。今夏、弱体化したように見えたが、新加入の選手たちが上手くチームに適応し、クオリティを示している。現在のインテルは、昨シーズンよりも強いのではないかとさえ思う」

セルジーニョ氏はまた、81分のマルクス・テュラムへのアシストとなったフェデリコ・ディマルコの左サイドからのクロスを絶賛した。「このクロスは、守備システムへ最も大きな打撃を与えるものだ。GKが出るべきなのか、DFがクリアするのかがはっきりしないからだ。あそこを狙ったディマルコのクロスは極めて美しいものだった」と述べた。

元インテルFWのルカクがローマの一員としてメアッツァに戻ってきたこの一戦において、勝負を決めたのは、ベルギー代表FWの代役としてインザーギのチームに加入したテュラムだった。ステファノ・ボルギ記者が語った。

「この試合で際立ったのは、マルクス・テュラムだ。選手としての成熟を迎え、絶好のタイミングでこの冒険を開始した。彼はインテルのカルチョにぴったりで、ラウタロ・マルティネスとのペアとしても完璧な選手だ。ゴールもアシストもでき、決定的な試合の重要な局面で存在感を発揮している」

そんなテュラムに対し、元インテル指揮官のアンドレア・ストラマッチョーニ氏も賛辞を贈った。

「ルカクが主役として語られた夜に、真の主役となったのは彼の後釜であるテュラムだった。ゴールを挙げるだけでなく、ダービーの時のように、ライバルとの重要な直接対決において、またしてもインテルをけん引した」

続いてミランOBのマッシモ・アンブロジーニ氏は、ローマのパフォーマンスを分析した。

「ローマは多くの負傷者がいて、対抗するのに苦労していた。ルカクは、ローマのチーム全体と同様に、フィジカル面でコンディションが落ちていたかもしれない。チームとして技術面では、ボール保持の際にいくつかミスが見られた。間違いなくパフォーマンスは、これまでの試合よりも低調だったように思う」

ボルギ記者もモウリーニョのチームに見解を示したうえで、インテルの今夏の補強を称えた。

「ローマからはあきらめモードが感じられた。アンブロも話したように、確かにローマは負傷者が続出している。本物のローマを見られないままだ。とはいえ、今日の試合からは、両チームの間に大きな差があった」

「一方で、今シーズンは“最高のインテル”を何度も目にしたように思う。なぜかと言うと、インテルは今夏、最上級の補強を行ったからだ。今日は、テュラムがルカクとの対決で表紙を飾り、カルロス・アウグストが右足でクロスバーを叩くシュートを見せた。彼は以前から、解説陣の間で評判だった。それにGK(ヤン)ゾマーも素晴らしいセーブを見せた」

Romelu Lukaku esultanza con la RomaGetty

極めて美しかったナポリ対ミラン

スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナで行われたナポリ対ミランのビッグマッチは、前半にステファノ・ピオリのチームがオリヴィエ・ジルーのドッピエッタ(1試合2得点)で2点のリードを奪ったが、後半、マッテオ・ポリターノに1点を返され、ジャコモ・ラスパドーリにFKを直接決められるなどして2-2のドローに終わった。

ナポリOBのフェラーラ氏が、37本のシュートが飛び交った上位対決を振り返った。

「ナポリにとって喜ばしい結果かもしれないが、低調なパフォーマンスとなった前半の戦いぶりに対する後悔は残るだろう。それでも、この2チームによる一戦は極めて美しいものだった。非常にインテンシティの高い試合で、両チームがチャンスを作り出し、我々も楽しむことができた」

「それから主審は、極めて難しい試合でプレーを止めすぎることなく、非常に優秀だった。ただ、両チームともに、ほんの少しだが落胆はあるはずだ」

続いて、セルジーニョ氏が古巣ミランのパフォーマンスを分析した。

「ミランは前半、素晴らしいインテンシティの試合を見せ、3点目のチャンスもあった。それから後半に入ってパフォーマンスが落ちたように思う。当然、苦い思いは残る。特にミランは試合の主導権を握っていたからね。しかしカルチョとは、こういうものだ」

「(ラファエウ)レオンは、我々が期待していたようなパフォーマンスではなかった。彼は常に、ミランにとって決定的な選手であることをピッチで示していたが、今夜は異なった」

2023-09-16-milan-rafael-leao(C)Getty images

インテルがリードするスクデット争い

セリエA第10節を終え、首位インテルの背後からユヴェントス、ミランが追いかける格好となっているが、ユーヴェOBのフェラーラ氏がスクデット争いに見解を示した。

「ボルギが言う通り、インテルは非常に強い。実際、トップチームの戦力は、インテルが最強であるように見える。しかし勝ち点では、ユーヴェに2ポイント、ミランに3ポイントとそれほど大きな差はない。現時点でナポリはやや離れているが、この3チームは僅差だ」

この3チームの中で、ヨーロッパの大会に出場していないマッシミリアーノ・アッレグリ率いるユヴェントスは、リーグ戦に全力を注ぐことができるため、優勝候補として有力視されつつある。セルジーニョ氏が自身の考えを明かした。

「ユーヴェは今シーズン、カップ戦に出場していないうえ、調子を上げている。スタートは悪かったかもしれないが、ミラン戦での勝利が転機となり、最後までスクデット争いを繰り広げるチームになると考えている」

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