9月末のサッスオーロ戦の敗北を最後に、5戦連続無敗でクリーンシートを記録する2位ユヴェントス。日本時間6日、セリエA第11節で6位フィオレンティーナとの敵地での対戦へ臨むと、20歳MFファビオ・ミレッティのセリエA初ゴールにより、難所スタディオ・アルテミオ・フランキで1-0と貴重な勝ち点3ポイントを手にした。
3位ミランとの差を4ポイントと広げたユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、試合終了後の『ダゾーン』のインタビューで満足感を示した。
「勝利という結果や、選手たちが偉大なフィオレンティーナを相手に勝利を求めて見せたパフォーマンスには満足している。フィオレンティーナ戦は常に難しいが、ゴールシーンにおいて良いプレーを見せ、チャンスを活かすことができた」
「前半の方が苦しめられたかもしれない。後半はかなりクロスを上げられてしまったが、(ヴォイチェフ)シュチェスニーが活躍するシーンはなかったように思う。よりボールを保持できた後半に、もっと良い試合運びができたかもしれない」
「直近の2試合は異なるタイプの試合になった。ヴェローナ戦はテクニックの試合だったが、今日は異なる一戦になった。試合は苦しんで勝つ時もあれば、良い守備で勝つ時もある。このチームに限界があることはわかっているが、取り組みを行っているつもりだ。それに最高の選手たちが集まるチームであり、重要なクオリティもある」
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首位インテルを2ポイント差で追い、ミランやナポリなどとスクデット争いを繰り広げるユヴェントス。今月末にはシモーネ・インザーギのチームとの直接対決となるイタリアダービーも控えるが、アッレグリは慎重な姿勢を崩さない。
「常に前を向くべきだが、スクデットを狙っていると誤解されたくない。インテルやミラン、ナポリの方が我々よりもチーム作りに関して進んでいるからね。インテル戦? インテルは、スクデットを獲得するために何年もかけて作られてきたチームであり、リスペクトを示すべきだ。ただ、その前にカリアリ戦があるうえ、リーグ戦は長い」
さらにユーヴェ指揮官は、20歳の逸材ミレッティのセリエA初得点を喜んだほか、ダニエレ・ルガーニにも言及した。
「ファビオのゴールはうれしく思っている。彼はパフォーマンスを批判されることがあるが、重要なクオリティを持っている選手だ。それにメンタル面に関して、すでに大きく成長したと言える。ルガーニは以前、序列の上に(アンドレア)バルザーリや(ジョルジョ)キエッリーニ、(レオナルド)ボヌッチらがいて、出場機会をつかむのに苦労していたが、常に良いパフォーマンスを見せてきた」
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