グループIの首位に立つ川崎フロンターレが、ホームに2勝2敗で3位につけるジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)をホームに迎えた。
ACL4連勝中の川崎Fは、引き分け以上で首位通過が決まるという重要な一戦に臨んだ。試合はいきなり動いた。8分、DF山根視来とのワンツーでサイドを崩したDF大南拓磨のクロスをフリーのMF家長昭博が合わせ、幸先良いスタートを切る。
その後はFWレアンドロ・ダミアンのシュートがバーに嫌われるなど、追加点こそ奪えなかったが、1点リードで迎えた後半、怒涛のゴールラッシュを見せる。50分、ワンタッチでテンポよくボールを繋いで右サイドを崩し、家長のクロスをレアンドロ・ダミアンがボレーで沈めると、60分には山根の鋭いクロスにFWマルシーニョが勢いよく頭で合わせて3点目を奪う。69分には、ピッチに入ったばかりのFW遠野大弥のクロスを同じタイミングでピッチに入ったFW小林悠がこぼれ球を押し込み、88分には、FW宮代大聖がヒールで落としたボールを山根が左足で蹴り込んで、ゴールラッシュを締め括った。
グループステージでの連勝を「5」に伸ばした川崎Fが、グループ首位で2大会ぶりとなる決勝トーナメント進出を決めた。
一方でグループGで山東泰山(中国)と勝ち点「9」で並び、首位に立っている横浜F・マリノスは、敵地で2勝2敗で3位の仁川ユナイテッド(韓国)と対戦した。
この試合に勝利すれば、グループ2位以上が確定し、他会場の結果次第ではグループステージ突破も決まる横浜FMだったが、苦しいスタートとなった。11分、横浜FMが中盤の位置でボールロスト。そこからそこから素早いカウンターを仕掛けてきた仁川にシュートまで持ち込まれると、最後はこぼれ球をMFホン・シフに押し込まれ、敵地で早々にリードを許す展開となる。
失点後はFWエウベルやMF水沼宏太に決定機が訪れたが、どちらも相手GKの好セーブに阻まれ、MF吉尾海夏の鋭いFKもバーに嫌われ、前半のチャンスを活かない。後半も横浜FMがボールを握る時間こそ続いたが、67分には自陣でボールを奪われたところからのショートカウンターを途中出場のFWエルナンデス・ロドリゲスに沈められ、さらに苦しい状況に追い込まれる。
それでも83分、右CKをニアでDFエドゥアルドが後方に流し、これをエウベルが頭で押し込んで1点を返して一矢報いたが、同点には至らずにACL開幕戦以来となる黒星を喫した。
横浜FMは勝ち点で並ばれただけでなく、仁川を相手に連敗を喫したことで、グループGの3位へ転落。最終節を前にグループステージ突破に向けて厳しい状況に追い込まれている。
■11月28日開催 結果
・グループG:
仁川 2-1 横浜FM
・グループI:
川崎F 5-0 JDT
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