前節で好調のボローニャに敗れ、10位へと後退したラツィオ。しかしミッドウィークに行われたUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)のフェイエノールト戦での勝利を勢いに、日本時間13日のセリエA第12節でジョゼ・モウリーニョ率いるローマとのダービーに挑む。
そんな中、フェイエノールト戦で約1カ月ぶりに先発出場を果たした鎌田大地の動向にも注目が集まる。イタリア紙『Corriere dello Sport』は11日、UCLで屈筋の違和感を訴えたルイス・アルベルトの状態次第で、鎌田らが「代替オプション」となる可能性を指摘。「ルイス・アルベルトの確定を待ちつつ、カマダと(マティアス)ベシーノがウォーミングアップをしている」などと綴った。
続いて同紙は12日、患部の再検査を行うスペイン人MFを巡り、「楽観視する雰囲気が勝る」と報道。「(12日)午後にはピッチへの復帰が予定されている」が、「注意深くモニタリングするべき状況」であることを伝えた。
さらにイタリア紙は、ローマダービーのスタメンに関し、「(マッティア)ザッカーニが欠場するうえ、トップコンディションにない選手が数人いる」と指摘。ルイス・アルベルトやアダム・マルシッチ、エルセイド・ヒュサイのほか、「90分間もたないペドロや9月末からフル出場していない(チーロ)インモービレ」らが「マウ(リツィオ・サッリ)の不安材料」となっているとの見解を示した。
ラツィオ指揮官は、最終決断を先送りしつつ、「試合開始から最後まで同じリズムでプレーできるフレッシュなラツィオ」となるスタメンと途中交代を検討している模様だ。ただ、イタリア紙は中盤に、これまで通りマテオ・ゲンドゥージとニコロ・ロヴェッラ、ルイス・アルベルトを先発予想。そのうえで「(グスタウ)イサクセンとカマダがサプライズとなる可能性がある」との見方を示している。
また「試合途中のアイディア」として鎌田の起用の可能性に言及。「トリデンテにペドロとチーロ、フェリピ(アンデルソン)」を予想する中、「ペドロが途中交代した時、カマダがトリデンテに。日本人選手はできるはず」などと綴り、攻撃的なポジションでの可能性を示唆した。
放送・配信予定
- ラツィオvs ローマ
- 配信:DAZN(録画) 2023年11月13日(月)日本時間22:45~予定
- キックオフ:2023年11月13日(月)日本時間2:00
- 会場:スタディオ・オリンピコ
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