直近のリーグ戦において、敵地でボローニャに敗れ、前節のローマダービーではスコアレスドローに終わった10位ラツィオ。マウリツィオ・サッリのチームは、代表ウィーク明けの日本時間25日に行われるセリエA第13節サレルニターナ戦で3戦ぶりの勝利を目指し、準備を進めている。
次節では、ローマダービーで今シーズン5枚目の警告を受けた背番号10番のMFルイス・アルベルトが出場停止。MFマティアス・ベシーノもダービーで負ったケガにより戦列を離れており、中盤が手薄となることから、MF鎌田大地の約2カ月ぶりとなるリーグ戦での先発に期待が高まっていた。
そんな中、鎌田が日本代表のミャンマー戦で負傷し、一足早くローマへ帰還する見込みとなったことで、イタリア紙『Corriere dello Sport』は18日、ラツィオの動向に注目した。
ローマに拠点を置くスポーツ紙は、「腰の違和感は不都合なものではまったくない」と主張。「予定では、カマダは水曜日(22日)にフォルメッロへ戻る予定だったが、ミャンマー戦のトラブルにより早く戻れるようだ」と指摘しつつ、腰の状況は「特にサッリにとって心配するようなことではない。むしろ指揮官は予定より早く彼を迎えられるよう祈っている」と伝えた。
イタリア紙は「ルイス・アルベルトが(次戦で)出場停止で、ベシーノは臀部に軽度の損傷があるため、日本人選手の早期の合流は、サレルニターナ戦への準備において助けとなる」とラツィオの台所事情を説明。「ミャンマー戦でゴールを挙げて調子を上げたカマダ」がすぐさまフィジカルトラブルから回復し、来週末に控える次戦においてスペイン人MFの代役として右インサイドハーフで先発出場することに期待を寄せている。
「明日(19日)にも首都(ローマ)に姿を現し、その翌日にはチームに合流できるかもしれない。サレルノでイル・マーゴ(魔術師の意味でルイス・アルベルトの愛称)が出場停止になることから、(鎌田が)彼のポジションを担当し、右IHの(マテオ)ゲンドゥージ、アンカーの(ニコロ)ロヴェッラまたは(ダニーロ)カタルディと共に、3重奏を完成させることが求められる」
放送・配信予定
- サレルニターナ vs ラツィオ
- 配信:DAZN
- キックオフ:2023年11月25日(土)日本時間23:00
- 解説:川勝良一 実況:八塚浩
- 会場:スタディオ・アレーキ
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