EURO2024予選グループC第9節で因縁の北マケドニアに5-2と勝利し、3位ウクライナと並ぶ13ポイントで2位へと浮上した前回大会覇者のイタリア。すでに首位通過を決めているイングランドに続き、グループ最終節のウクライナとの直接対決で出場権の獲得を目指す。
アッズーリは、日本時間9月13日にミラノで行われたウクライナ戦で2-1と勝利しているため、次戦で勝つか引き分けるかで2位を確保できるが、指揮官のルチアーノ・スパレッティが記者会見の席で語り、21日の運命の一戦へ意欲を示した。
「私がこれまでの日々を精一杯過ごしてきたのか、それとも後悔や悔いの残るものになるのかを占う日になるだろう。こうした試合はプレッシャーがつきものだが、大きなチャンスでもある。我々が何としてでも欧州王者のタイトルを守りに行こうとする意欲を阻むものなど何もないはずだ」
「我々には、あの舞台へタイトルを守りに行かなければならない義務がある。多くの選手たちは、あのタイトルを獲得するために、どれほどの苦労を要したかを知っているはずであり、次戦へ準備を整えて臨むつもりだ」
「ウクライナには強い選手たちがいて、国外においても非常に良いパフォーマンスを見せている。だが私は自チームの選手たちが好きだ。現実、このチームは成長し、困難の時に結束し、一丸となって乗り越えてきた」
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イタリア代表監督は、次戦において18日の北マケドニア戦から先発メンバーを入れ替えて臨む方針を示しつつ、ピッチで正しい姿勢を示す必要があることを強調した。
「4、5人の選手を交代させるつもりだ。それがセンターフォワードであるかどうかは、みなさんの想像にお任せする。明日もこれまでのように、我々らしい姿勢で試合に臨みたい。注意すべき点はあるが、このチームはピッチにおいて非常にふさわしい姿勢を示すことができるようになったと思う」
「また、常にバランスを保つ必要がある。こうした姿勢は間違えてはならない。おそらくウクライナは、時間の経過につれて、強引な試合をせざるを得なくなるだろうが、我々にとっては何も変わらない。プレスをすべき時はプレスをするが、相手にピッチのスペースを許さなければならない時もあるだろう」
さらにスパレッティは、FIGC(イタリアサッカー連盟)の公式メディアのインタビューにおいても、意気込みを示した。
「選手たちの調子は良い。全員が起用できる状態で選択に悩むほどだ。全ポジションにおいて、クオリティのある選手たちがいる。試合で結果を出すことができるという確信をもってドイツへ向かいたい。違いを作り出すことのできる(フェデリコ)キエーザのような選手たちも戻ってきた。さらに代表の未来への強みとなれる新選手たちもいる」
放送・配信予定
- ウクライナ vs イタリア : グループC 第10節
- 配信:DAZN
- キックオフ:2023年11月21日(火)日本時間4:45
- 実況:北川義隆
- 会場: バイ・アレーナ
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