現在51歳のスコルジャ監督は、母国の名門レギア・ワルシャワやレフ・ポズナン、アル・イテファクなどを指揮し、数々のタイトルを獲得。2023年には浦和レッズの新監督に就任した。
浦和では就任わずか4ヶ月ほどでクラブを史上3度目のAFCチャンピオンズリーグ優勝に導くと、今季の明治安田生命J1リーグでは第32節終了時点で優勝の可能性こそ消滅したが3位と好順位に位置している。ただ、JリーグYBCルヴァンカップは決勝戦でアビスパ福岡に敗戦。天皇杯もラウンド16で敗れるなど、悔しい状況となっていた。
今シーズン限りでの退任が発表されたスコルジャ監督は、クラブ公式サイトで思いを綴っている。
「今シーズンをもって、浦和レッズの監督を退任することを決断しました。浦和レッズという素晴らしい場所を去ることは、私にとっても非常に辛い決断ですが、私の人生において仕事と家族の優先順位を変えるべき時だと感じ、こうした決断を下しました。決断にあたっては、クラブと多くの時間をかけて話し合いを重ねてきました。シーズンを通じて私に寄り添い続け、そしてこの決断を尊重してくれた土田SD(スポーツダイレクター)や西野TD(テクニカルダイレクター)にはこの場を借りて感謝を伝えたいと思います。浦和レッズというクラブは、素晴らしい人たちによって形作られています。選手、チームスタッフ、クラブスタッフ、そしてファン・サポーターのみなさんが、特別なおもいをもって関わっているクラブです。私はこの素晴らしいクラブに、大きなリスペクトを抱いています。
私の将来の目標は、再び監督として浦和レッズに戻ってくることです。リカルド(ロドリゲス)前監督から引き継いだバトンを次の監督に渡すことになりますが、浦和レッズは素晴らしいクラブであり、素晴らしいスタッフや選手、そして情熱的なファン・サポーターがいます。これからも素晴らしい結果を残していけると思っていますし、浦和レッズの未来は明るいものになると確信しています。まだ、シーズンは終わっていません。だから今は、さよならは言いません。幾つもの大事な試合が残っていますし、闘いは続きます。決意をもってJリーグ3位を死守し、ACL、クラブワールドカップと、最後まで一緒に闘いましょう」
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