24日、J1の2試合が行われた。
首位のヴィッセル神戸と勝ち点「2」差の2位の横浜F・マリノスは、ホーム最終戦となる日産スタジアムでアルビレックス新潟と対戦した。
試合は横浜FMペースで進む。12分には、DF角田涼太朗の浮き球にFWヤン・マテウスが抜け出し、ボックス内から右足でシュートを放ち、前半終了間際にはヤン・マテウスのクロスをFWアンデルソン・ロペスが頭で合わせたが、どちらもチャンスも新潟のGK小島亨介の好セーブに阻まれた。
後半に入っても横浜FMが敵陣へ押し込む時間が続く。ただ51分、ヤン・マテウスのクロスが相手DFに当たって、フリーのFWエウベルが頭で合わせたが、これも相手GKの正面へ飛び、63分のMFナム・テヒのコースを狙い澄ましたシュートはポストに嫌われた。
終盤にかけて新潟に決定機を作られる場面も増えたが、勝ち点3だけを目指して攻め続けた横浜FMだったが、最後の最後までゴールをこじ開けられず、スコアレスドローで決着。痛恨のドローとなった横浜FMは、明日行われるヴィッセル神戸対名古屋グランパスの一戦で神戸が勝利すれば、残り1試合で勝ち点「4」差に拡大し、神戸のJ1初制覇が決まることになる。
もう一つのカードでは、9位の川崎フロンターレと6位の鹿島アントラーズが等々力陸上競技場で対峙した。
試合は34分、川崎Fが左サイドから攻撃を仕掛ける。FWマルシーニョがDF登里享平からのパスを相手DFライン背後で受けて、ボックスの深い位置を取ると、そこから折り返したボールをFWレアンドロ・ダミアンが押し込んで前半のうちにリードする。
後半に入っても川崎Fがマルシーニョの突破力からチャンスを作っていく。そして63分、右サイドからのクロスは味方に繋がらず、ルーズボールになったところにマルシーニョが激しくプレッシャーをかけてボールを奪取し、最後はレアンドロ・ダミアンの2点目でリードを広げた。
そして81分には、素早くFKのリスタートを始め、ボールを受けたレアンドロ・ダミアンが鹿島のGK早川友基にボックス内ギリギリの位置で倒され、PKを獲得すると、このPKを脇坂泰斗が沈めてダメ押しとなる3点目を奪い、勝負を決定づけた。
川崎Fはリーグ戦では3試合ぶりの白星を飾り、対する鹿島はリーグ戦で6試合勝ちなしとなった。
■11月24日開催 結果
・J1第33節:
川崎F 3-0 鹿島
横浜FM 0-0 新潟
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