勝利すれば悲願の優勝が決まる神戸は、ホームで名古屋と対戦した。試合は12分に大迫勇也のラストパスに抜け出した井出遥也のゴールで幸先よくリードすると、その2分後には左サイドに流れた大迫のクロスを武藤嘉紀が右足で合わせて追加点。早い時間に2点のリードを奪うことに成功する。
その後、30分に藤井陽也が頭で跳ね返したクリアボールがキャスパー・ユンカーへと繋がり、そこからゴールを奪われてしまうが、相手の終盤の攻勢をチーム全員が体を張った守備でシャットアウト。2-1のまま試合終了のホイッスルを聞き、神戸が創設29年目にして初のJ1リーグ制覇を成し遂げた。
試合後、やべっちは神戸の選手たちに直撃取材。チームのエースストライカーである大迫は、「このために帰ってきたので本当に嬉しいです。(試合は)欲を言えば点を取って勝てればよかったですけど、勝つことが一番だった」と素直な思いを口にし、チームが一致団結した理由については「監督が”頑張る選手”を使うという感じだったので、そこが一番大きかったと思います」と明かした。
ターニングポイントになった時期については、アンドレス・イニエスタが退団したあたりだと主張。チームとして新しく踏み出し、責任もより背負うことになったことで前へ進んだと語った。
また、試合中にやべっちが「好きになってしまった」と語っていた井出にも直撃。初優勝の気持ちを問われた井出は、「幸せで最高です。ヴィッセルに関わるすべての人に感謝とおめでとうを伝えたい」と思いを口にした。プレーについては「自分が中間役になっていいボールを前線に供給することが役割ですし、そういうプレーはここ数試合手応えもあってできていた」と述べ、チーム内では要求の声が強く時には喧嘩になることもあったと明かした。
最後には武藤と酒井高徳の二人にも取材。優勝した思いを聞きつつ、今季のエピソードを問うと、酒井は肋骨が折れていたこと、武藤は肺炎になっていたという驚きのエピソードを明かしていた。
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