前節のイタリアダービーで首位インテルと引き分け、2ポイント差を維持した2位ユヴェントス。日本時間2日、ここまでホームで無敗の9位モンツァとの対戦に挑むと、試合終了間際の劇的な展開を経て2-1と勝利した。
ユーヴェ指揮官のマッシミリアーノ・アッレグリが試合終了後、『ダゾーン』のインタビューでチームのパフォーマンスを分析した。
「良いプレーを見せている強い相手から重要な勝利を挙げることができた。チームは前半、アグレッシブで良いパフォーマンスを見せ、2-0とするチャンスもあった。後半は、相手がボールを保持していたが、危険な場面はほぼなかったように思う」
ユーヴェは序盤の10分にPKを獲得したが、キッカーのドゥシャン・ヴラホヴィッチが失敗。こぼれ球を押し込もうとしたが、またしてもモンツァGKミケーレ・ディ・グレゴリオに阻まれた。アッレグリはセルビア代表FWを擁護した。
「ヴラホヴィッチはPKを失敗したからと言って、二度とキッカーを務めてはならないというわけではない。良い試合をし、プレーに関わっていたことが何よりも重要だ。後半は奮闘し、かなり良くなっていたように思う」
PK失敗の直後、ユーヴェはコーナーキックからアドリアン・ラビオがヘッドで先制点を叩きこみ、試合を優位に進めたが、後半アディショナルタイムにバレンティン・カルボーニのゴールでモンツァに追いつかれた。ドロー決着がよぎる中、その3分後にフェデリコ・ガッティが決勝点を挙げて事なきを得たが、アッレグリは失点シーンに苦言を呈した。
「回避できるゴールだった。カルボーニに対して左足のシュートコースを消すだけで良いはずだった。特にプレッシャーのかかる後半は、もっと上手くボールをコントロールしなければならない」
9戦無敗のユヴェントスは合計33ポイントで暫定首位へと浮上。日本時間4日に行われるナポリ対インテルの結果次第で、このままスクデット争いをトップでけん引していく可能性もある。だがアッレグリはミランやナポリの再浮上を警戒し、自らの目標は4位以内であると強調した。
「セリエAの残りの日程は長く、スクデット争いには、ナポリやミランが参入する可能性もある。勝つということは非常に難しい。自分たちの限界は把握しているので、これから取り組みを行っていかなければならない」
「選手たちは重要なパフォーマンスを見せており、サポートしてやる必要がある。歩みを止めることなく、毎週、改善していき、可能な限り首位についていかなければならない。我々にはUEFAチャンピオンズリーグに復帰するという目標がある」
ハイライト
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