ACLの第6節が行われた。
前節を終えた段階でグループHの首位を走っていたヴァンフォレー甲府は、最終節でタイのブリーラムと対戦。立ち上がりからいい入りを見せた甲府は、6分にクリスティアーノのクロスから長谷川 元希がヘディングシュートを放つなど攻勢を仕掛けていく。
すると24分、長谷川がチェイシングから相手のボールを奪うと、そのままコースを狙って決め切り先制点の奪取に成功。38分にはピーター・ウタカが三浦颯太のクロスから難しい状況の中でもゴールネットを揺らして追加点を奪うと、43分にはCKから再びピーター・ウタカが沈め、前半のうちに3つの得点を追加して折り返した。
ただ、後半は一転して相手の猛攻を受けることになる。48分にはアーティット・ブージンダーに決められて1点差を返されてしまう。さらに55分にはPKで失点を献上。アウェイということもあって一気に相手の雰囲気が良くなっていく。それでも、最後まで鋼のメンタルで戦い切った甲府は3-2で逃げ切りに成功。初めてのACLとなったが、グループステージ突破を見事に達成した。
もう一方の試合では、グループステージの首位突破を決めている川崎フロンターレが敵地で韓国の蔚山と対戦。17分には高い位置でボールを奪ったところから、最後は詰めていた遠野大弥がジャンピングボレーを決めて先制点を奪った。加えて31分にも追加点。こぼれ球を左ウイングの名願斗哉がつないで、最後は瀬古樹が見事なコントロールから左足でゴールに蹴り込み、リードを広げた。
ただ、前半終了間際に1点を返されて後半へと折り返すと、後半の早い時間帯にPKから失点。試合を振り出しに戻されてしまった。
その後はどちらもチャンスがあったものの得点は生まれず。2-2のままタイムアップし、川崎Fは無敗でのノックアウトステージ進出を決めている。
■12月12日開催 結果
・ACL第6節:
ブリーラム 2-3 甲府
蔚山 2-2 川崎F
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