前節でナポリとのビッグマッチを制し、首位インテルと2ポイント差で2位につけるユヴェントス。日本時間16日、アルベルト・ジラルディーノ率いるジェノアと敵地での対戦へ臨むと、28分にフェデリコ・キエーザのPKで先制したが、後半開始直後に同点に追いつかれて1-1で引き分けた。
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連勝が「2」でストップしたユヴェントスの指揮官マッシミリアーノ・アッレグリは、試合終了後にチームのパフォーマンスを分析した。
「ジェノアとの対戦は簡単ではなかった。良いパフォーマンスではあったが、上位にとどまるためには、いくつかの状況においてより効率的にならなければならない。相手を仕留めておく必要がある。さもなければ、相手のチャンスで失点してしまうことが起こり得る」
「終盤はもっと冷静になり、ミスを少なくしなければならなかったが、それでも貴重な1ポイントを獲得できた。パフォーマンス自体には満足している」
1-1で迎えた53分、アンドレア・カンビアーゾのコーナーキックがゴール前にいたジェノアDFマッティア・バーニの腕に触れたように見えたが、VARは介入せず、PKは与えられなかった。
『ダゾーン・イタリア』で解説を務める元セリエA審判員のルカ・マレッリ弁護士は、「これは明らかなPKであり、なぜVARが介入しなかったのか理解できない」との見解を示したが、アッレグリも疑惑のシーンについて自身の考えを明かした。
「(ダヴィデ)マッサ主審は、良い試合裁きを見せた。私は非常に満足している。私の仕事ではないので、私が判断を下すことはない。ただ、エピソードを判断する時のVARのやり方がバラバラだ。一貫性のあるガイドラインを保つことが難しく、エピソードは主観的なものだ。ファウルがあっても、それが主観的なものであるならば、試合終了後、議論になってしまうのは当然だ」
ユヴェントスの先制シーンでは、直近のPKで連続失敗しているキッカーのドゥシャン・ヴラホヴィッチが、PKを獲得したキエーザ本人に譲る姿が見られた。アッレグリは「ピッチでの判断だ。ヴラホヴィッチがキエーザにPKを譲ったのは、おそらく彼自身が穏やかでなかったからなのだろう。だが、今日もチームのために頑張っていた。穏やかに取り組みを続けていくべきだ」とコメントした。
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