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ミラン、イブラ幹部デビューの一戦で最下位と辛くもドローにピオリ監督は嘆き「後悔が残る試合。一番難しいことはできたのに…」 | セリエA

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ミラン、イブラ幹部デビューの一戦で最下位と辛くもドローにピオリ監督は嘆き「後悔が残る試合。一番難しいことはできたのに…」 | セリエA(C)Getty images
【欧州・海外サッカーニュース】ミランのステファノ・ピオリ監督が、日本時間23日に行われたセリエA第17節サレルニターナ対ミラン戦終了後、『DAZN(ダゾーン)』のインタビューで試合を振り返った。

前節を終えて32ポイントを獲得し、首位インテルから9ポイント差の3位につけるミラン。日本時間23日、昨シーズン限りで現役生活に終止符を打ったOBズラタン・イブラヒモヴィッチをシニアアドバイザーに迎えて初めての一戦となるサレルニターナ戦へ敵地で臨んだ。

ミランは、17分にフィカヨ・トモリのヘッド弾で先制に成功したが、前半終盤に1点を返されると、63分、トモリのフィジカルトラブル発生の隙を突かれて1-2と逆転を許した。90分にルカ・ヨヴィッチの得点で辛くも2-2のドローへ持ち込んだが、元ミランのレジェンドのフィリッポ・インザーギが率いる最下位のチームを相手にポイントを取りこぼし、ステファノ・ピオリは落胆を隠せない。試合終了後、『ダゾーン』のインタビューで語った。

「後悔が残る試合だ。今シーズンはこんなことが何度も起きている。おそらくこの試合で一番難しかったのは、先制点を挙げて試合をこじ開けることだったはずだ。我々はそれに成功し、試合をコントロールしていた」

「ところが、このレベルで起きてはならないような不注意を犯してしまった。その後、点を取り返して、よりポジティブな結果を得ることはできたが、我々が望んでいるようなパフォーマンスではなかった。チームが継続性を示すことができない背景には、さまざまな要因があるだろう。だがこうした状況が繰り返されるのであれば、メンタル面が重要であるはずだ」

「例えば失点シーンでは、より注意が求められ、マークの際のインテンシティが必要だった。こうした全ての要素が大きな代償を払うことにつながり、ポイントを取りこぼしてしまう。熱狂や自信を求めて臨んでいるはずが、逆に失うことになる」

「相手の功績というより、自らの失敗でこうなってしまう状況は、良いはずがない。唯一の好材料は、反発心を示し、最後まで勝利を目指して戦ったことだろう。4、5点を奪うべきだったが、それができなかった。偉大なチームになるためには、さらなる努力をしていかなければならない」

今シーズンは、数多くの負傷者に悩まされているミラン。サレルニターナ戦では、守備の要であるトモリが途中交代を余儀なくされた。

「ケガ人が続出している現状を説明するのは難しい。本当に多い。トモリは出場数が多い選手の1人だったが、元気だった。これから短期間で解決策を見つけていかなければならない。2失点目のシーンも、選手がピッチに倒れ込んでいる状態だった」

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