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Jリーグ30周年シーズンの幕開けとなる昨季のJ1王者と天皇杯王者の頂上決戦が国立競技場で行われた。
試合は立ち上がりから横浜FMがボールを保持しつつ攻撃を展開する時間が続く。その中、先制点が生まれたのは30分。右サイドからの綺麗な縦パスが入ったところからスイッチが入ると、華麗なパスワークから最後はFWエウベルが押し込み、横浜FMが先制に成功した。
これで一気に横浜FMのペースになるかと思われたが、甲府も簡単には譲らない。44分には鋭いスルーパスに抜け出したMF鳥海芳樹のラストパスにFWピーター・ウタカが冷静に流し込み、VAR判定がありながらも得点が認められ同点に追いついた。
互いに譲らず後半に向かった中、試合を制したのは横浜FMだった。決勝点は61分。DF角田涼太朗のパスに抜け出したFWアンデルソン・ロペスのシュートは右ポストに阻まれたが、そのこぼれ球をFW西村拓真が押し込んで大きな勝ち越し点を奪った。
終盤、甲府も反撃を狙うも同点弾は生まれず。2-1で制した横浜FMが今季最初のタイトルを獲得している。
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