サンタ・クララに加入した三竿健斗は、入団会見を行い、その場で流暢な英語を披露して移籍の理由や目標を語った。
昨年12月に鹿島アントラーズからポルトガルのサンタ・クララに加入することが発表された三竿。夏に強豪スポルティングCPに移籍した日本代表MF守田英正が所属した同クラブで日本人FW田川亨介らとともにプレーする。
そんな三竿は、サンタ・クララでの入団会見に出席し、その中で質問に対して英語で応対。チームメイトとのコミュニケーションも円滑にできると記者から評価された同選手は「ヨーロッパでプレーすることを夢見ていたので、日本で長期間勉強していました。ここに来られてうれしいですし、ポルトガル語も学びたいです」と語り、移籍の理由などを続けた。
「守田はこのクラブでとても良いプレーを見せ、リーグ6位や7位というように彼はこのクラブのレベルを上げました。でも、今チームは下位に沈み、このオファーを受けたとき、チームが順位を上げるのを助けることができると思いました。それに、僕自身もここで良いプレーができると思ったので移籍を決めました」
また、チームメイトになる田川から得た情報について「Jリーグと比較してインテンシティが高く、選手たちはよりダイレクトにゴールを目指す」と話した三竿は、日本代表復帰への思いや今シーズンの目標についても語っている。
「代表復帰が僕の最終的な目標ではありません。代表でプレーしたいですけど、それよりも先にこのチームで良いプレーをして勝ちたいです。それに、チームメイトやコーチたちの信頼を得る必要があるので、日々のトレーニングですべてを出さないといけません」
「みんなが親切で、今朝一緒にトレーニングをして、彼らと一緒に良いプレーができると思いました。今シーズンの残りでたくさんの試合に勝つこと、個人としては2点や3点を奪うことが目標です。僕の強みはタックルなので、その強みを見せたいと思います」
三竿はサンタ・クララ移籍についての守田とのコミュニケーションや両選手の違いについても語った。
「このクラブに来ることを決めた後、僕は彼にメッセージを送り、この街やチームについて聞きました。僕たちは6番でプレーします。でも、僕は彼よりも守備的です。ただ、攻撃面の技術も高めたいと思っています」
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