現地時間19日、パリ・サンジェルマン(PSG)はサウジアラビアで同国の強豪アル・ヒラルとアル・ナスルによるリヤド・オールスターと対戦した。
昨年12月末にアル・ナスルに加入したクリスティアーノ・ロナウドのサウジアラビアデビュー戦としても注目を集めるこの試合、PSGはリオネル・メッシ、ネイマール、キリアン・エンバペが揃って先発出場を果たし、リヤドはロナウドがキャプテンマークを巻いて先発に名を連ねた。
メッシとロナウドのフットボール界2大スターが対峙する中、試合を動かしたのはPSGのメッシ。ネイマールの浮き球のスルーパスに反応して冷静にネットを揺らした。その後、両GKの活躍やオフサイドでエンバペのゴールが認められない中、32分にロナウドがケイロル・ナヴァスとの接触でPKを獲得。これを確実に沈めてリヤドが同点に追いつく。
39分にはフアン・ベルナトが退場になるハプニングが起きたが、直後にエンバペのクロスを合わせたマルキーニョスのゴールでPSGが勝ち越す。前半アディショナルタイムにはネイマールがPKを獲得して自らがキッカーを務めるも、まさかの失敗。すると、直後にロナウドが自身のシュートのこぼれに反応して再び同点とし、2-2でハーフタイムに突入する。
後半に入ると、53分にエンバペのアシストからセルヒオ・ラモスが得点してPSGが三度勝ち越し。しかし、シーソーゲームの展開は続き、3分後にチャン・ヒョンスがCKからゴールを奪って追いつく。60分にはPSGにPKが与えられてエンバペがゴールを挙げて4度目のリードを奪う。
その後、78分にウーゴ・エキティケがカウンターから5点目を決めて、PSGがこの試合で初めて複数点のリードを奪うことに成功。後半アディショナルタイムにはタリスカが強烈なミドルシュートを決めて1点を返すも、反撃及ばず。試合は5-4でPSGがリヤドに勝利した。
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