コルトレイクの日本人DF渡辺剛は、29日に予定されるオーステンデ戦での坂元達裕との対戦に向けて語った。
FC東京から2022年冬にコルトレイクに加入した渡辺。2年目を迎えた今シーズン、同選手はここまでのベルギーリーグ全22試合にフル出場するなど、チームの主力センターバックに定着する。
現在リーグ14位のコルトレイクは、28日にホームで降格圏の17位に沈むオーステンデと対戦する。残留争いの上でも本拠地で勝ち点3が必要な一戦を前に渡辺は『HLN』でベルギーでの生活などについて語った。
「（言語面について）昨年はチームメイトとコミュニケーションを取ることが大変でした。でも、僕は成長しています。それに、幸いにも僕たちのコーチはフランス語を話さないですし、僕も少しも理解できません。他の選手たちがしばしば通訳になってくれています」
「今、僕は妻と一緒にシティセンターのアパートに住んでいます。ここでの生活に満足しています。それに、夜にはよく（田中）聡と会います。彼はここで1人で、最近難しい時間を送っています。彼がほとんどプレー時間を得られないことを不思議に思いますけど、それはコーチが決めることです」
また、渡辺は“親友”と語った坂元との対戦に向けても口を開いた。
「オーステンデの坂元達裕は僕の親友です。今週末はお互いにとって特別な試合になりそうです。僕たちには勝利が必要なので、試合の間彼は友人ではありません。彼も同じ気持ちのはずです。試合後、僕たちは一緒に寿司を食べに行けます（笑）。でも、コルトレイクの寿司はあまり良くないです。僕はよくリールに行きますし、ブリュッセルやパリではおいしい寿司を楽しめます」
さらに、渡辺は将来について「コルトレイクを離れることになれば、ドイツの上位チームでプレーしたいです。ドイツのフットボールは僕にとってパーフェクトなものです」と語った。
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