ローマは、イタリア代表MFニコロ・ザニオーロに対して懲戒処分を検討しているようだ。
インテルから加入し、わずか19歳で頭角を現したザニオーロ。2度の重傷を経験しながらもそのポテンシャルを発揮してきた23歳のイタリア代表MFだったが、今冬の去就が話題となっている。すでに移籍のために試合への招集を拒否しており、ジョゼ・モウリーニョ監督もその希望を認めていた。
イタリア『スカイ』などによると、ザニオーロにはこれまでトッテナムやミランが関心を寄せ、本人も移籍に前向き。ミランとは個人条件で合意に達したとも伝えられた。しかし、ローマ側の要求を前に獲得レースから撤退したとも報じられている。
そして移籍市場に精通するジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、ローマはボーンマスと移籍条件で合意。移籍金3000万ユーロ(約42億円)+ボーナス、さらに放出時に移籍金の10%を支払うという条件を受け入れたという。またボーンマスは、ザニオーロに現在の年俸の2倍となる金額をオファーしたようだ。
しかし、ザニオーロ側はボーンマスへの移籍を拒否した模様。同クラブのスポーツディレクターとの会談も拒んでいるようだ。ローマ側から見れば、これまで残留に向けて様々な解決策を探した後、唯一合意したオファーを選手に拒否された形に。この態度に対し、ローマはザニオーロへの処分を検討しているようだ。今後の動向に注目が集まっている。
関連記事
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。