セルクル・ブルッヘの上田綺世がヘント戦で今シーズン公式戦10ゴール目を挙げて、チームの勝利に貢献した。
29日に行われたジュピラーリーグ第23節でセルクル・ブルッヘはホームでヘントと対戦する。前節にリーグ戦5試合ぶりのゴールを挙げた上田は、ティボ・ソメルスとともにトップ下に入って先発出場した。
前半は両チームともにゴール前までボールを運ぼうとするも、チャンスらしいチャンスはほとんど生まれず。前半終盤にセルクル・ブルッヘはチャーレズ・ヴァンウッテがゴール前まで侵入するも、相手のブロックに遭って先制点とはならず、両チームスコアレスのまま試合を折り返した。
後半に入ると、いきなり上田にチャンスが訪れる。相手DFのGKへのバックパスが中途半端になったところを同選手が狙い、無人のゴールに流し込もうとしたが、間一髪のところで相手DFが触ってゴールには至らず。それでも58分、ヴァンウッテの左からのクロスを上田がヘディングで合わせ、シュートはゴール右隅に決まってセルクル・ブルッヘに先制点をもたらした。このゴールは日本代表FWにとって2試合連続のリーグ戦9ゴール目、さらに公式戦10ゴール目となり、海外挑戦1年目から得点数を二桁に乗せた。
試合は、直後にケヴィン・デンキーが追加点を奪うが、90分までにヘントに2ゴールを許して同点に。それでも、後半アディショナルタイムにイェスパー・ダーランがペナルティエリア外から強烈なミドルシュートを叩き込み、これが決勝点となってセルクル・ブルッヘがヘントに3-2で競り勝った。
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