ブライトン＆ホーヴ・アルビオンの三笘薫は、決勝点を挙げてのリヴァプール戦勝利を「最高の瞬間」と振り返った。
29日に行われたFAカップ4回戦でブライトンはホームでリヴァプールと対戦。ブライトンは30分に先制点を許すが、39分に主将のルイス・ダンクのゴールで試合は振り出しに。両チームにこれ以上の得点がないまま試合が終了するかに思われた後半アディショナルタイム、三笘が巧みなコントロールから相手DF陣を翻弄して決勝点をマーク。ブライトンが2-1でリヴァプールを下した。
試合後、三笘はブライトンの公式ウェブサイトでのインタビューを英語で受け、勝利とゴールは加入以降最高の瞬間だったかと問われ「終盤の最高のゴールで勝利したので、これまでで最高の瞬間だったと思います。とても幸せです」と話し、値千金の決勝ゴールについて語った。
「このフリーキックは僕たちが準備していたものでした。ペルヴィス（エストゥピニャン）からの最高のボールやデニス（ウンダフ）の最高のブロック、みんなが良いプレーをしました。僕のファーストタッチやキックモーションも良かったので、信じられないものでした」
また、2週間前に3-0で完勝したリヴァプールから再び勝利を手にしたブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督は、三笘について「彼やファン、みんなのことにとても満足だ。彼はさらにもう一つ高いレベルでプレーできると思う素晴らしい選手だ。私は彼のゴールに本当に満足している」と賛辞を送った。
さらに、同点弾を挙げて守備でもリヴァプール攻撃陣相手に1失点で抑え、この試合のプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出された主将ダンクは、試合後のインタビューの中で現在好調を維持する三笘について語った。
「彼が僕たちのチームにいることは良いことで、僕は彼を追いかけなくてもいいから安堵している。彼はトッププレイヤーで、突然姿を現す選手だ。彼が僕たちのチームにいることは幸運なこと。僕たちが彼を長期的にチームに留め、彼がこのようなものを作り出すことを続けられることを願っている」
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