ミランのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチがチームメイトとともにすべてのトレーニングを消化した。
2020年冬に8年ぶりに古巣ミランに復帰したイブラヒモヴィッチ。当時、クラブは数年間にわたってセリエAのトップ4を逃すなどの低迷に喘いでいたが、同選手の加入以降、チームは立て直しに成功し、昨シーズンには11年ぶりとなるスクデットを獲得した。
ミランの再建を支えたイブラヒモヴィッチだが、セリエA優勝を決めた直後に左膝の手術に踏み切る。半月板の修繕や前十字靭帯の再建を通して関節の不安定性を改善するために膝にメスを入れた同選手は以降、離脱が続いている。
昨年10月に41歳の誕生日を迎えたイブラヒモヴィッチだが、長期離脱を強いられるも復帰することのみを目指してトレーニングに励み、そしてインテルとのミラノダービーを前に部分的にチーム練習に合流していた。
しかし、100%の状態になるまでにどの程度の時間を要するか定かではなかったことから、ステファノ・ピオリ監督はイブラヒモヴィッチをチャンピオンズリーグノックアウトステージのメンバーから外したことを発表。それでも「心から彼がすぐに復帰できることを願っている」とチームが調子を落とす中、ベテランFWの復帰を心待ちにすることを明かしていた。
そして7日、10日のトリノ戦を控えるミランがトレーニングを行う中、イブラヒモヴィッチはチームメイトとともにすべてのトレーニングを実施。これは復帰に向けた大きなステップになったと考えられており、早ければ金曜日の一戦でメンバー入りする可能性があると『スカイスポーツ・イタリア』が伝えている。
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