パリ・サンジェルマン（PSG）は、夏の移籍市場の予算が限られることになるようだ。
クリストフ・ガルティエ監督の下、キリアン・エンバペ、リオネル・メッシ、ネイマールら豪華なスカッドで悲願のチャンピオンズリーグ（CL）制覇を目指したPSG。しかし、ラウンド16でバイエルン・ミュンヘンを前に2試合合計0-2で敗退が決定した。リーグアンでは首位を走るものの、クープ・ドゥ・フランスでも早々に敗退しており、批判の声も上がっている。
そしてフランス『レキップ』によると、PSGは次の移籍市場でクラブの再建を模索しているという。すでにアドバイザーを務めるルイス・カンポス氏は、フリー加入が決定的なミラン・シュクリニアル他、パウ・トーレス（ビジャレアル）、イブラヒム・サンガレ（PSV）、マヌ・コネ（ボルシアMG）、ベルナルド・シウバ（マンチェスター・シティ）、ライアン・シェルキ（リヨン）、ヴィクター・オシムヘン（ナポリ）らをリストアップしたようだ。
しかし、補強に使える予算は8000万ユーロ（約115億円）に限られているという。また絶えず去就が噂になるエンバペ、メッシ、ネイマールの内、帳尻合わせのために最低でも1人を手放す可能性も。エンバペはアンタッチャブルだが、経営陣の信頼を失いつつあるネイマール、約4000万ユーロ（約57億円）の年俸を受け取るメッシに関しては入念な審議が行われるようだ。
さらにウーゴ・エキティケ、フアン・ベルナト、カルロス・ソレールに加え、現在期限付き移籍でクラブを離れるユリアン・ドラクスラー、ジョルジニオ・ワイナルドゥム、レアンドロ・パレデスも資金確保のために放出される可能性が伝えられている。来夏、PSGは大幅にスカッドが変化するかもしれない。
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