ベルギーリーグ第31節が日本時間4月1日~3日に開催。今節の注目試合を紹介する。
■ズルテ・ワレヘム vs アントワープ
17位に沈むズルテ・ワレヘム(勝ち点24)と3位アントワープ(60)による一戦。今季のレギュラーシーズンは今節含めて残り4試合となっており、ズルテ・ワレヘムは残留ライン15位オイペン(27)に追いつくためにもまずは引き分け以上を目指して着実に勝ち点1を上積んでいきたい。対するアントワープも勝利すればプレーオフ1への進出が確定。負傷により長期離脱している三好康児は3月下旬よりトレーニングを再開したことが現地で報じられており、プレーオフでの復帰も予想される。序盤に存在感を発揮したアタッカーを良い状態で迎えるためにも、最終盤へ再びギアを上げていきたいところだ。
■セルクル・ブルッヘ vs コルトレイク
10位セルクル・ブルッヘ(41)が14位コルトレイク(30)をホームに迎える一戦。セルクル・ブルッヘはPO2出場圏内の8位アンデルレヒトとの勝ち点差がわずかに「1」。浮上に向けては直近4戦4発と好調の上田綺世の一撃に期待したいところだが、日本代表活動に参加したことで疲労が懸念される。対するコルトレイクは自動降格圏の16位オーステンデとの勝ち点差が「6」。まだ安全域には達しておらず、今季残り試合ではユニオンやアントワープといった上位勢との対戦も残しているため、セルクル・ブルッヘ戦が持つ意味は大きい。コルトレイクが耐えながら隙をうかがう構図になると予想される中、DF渡辺剛と上田のマッチアップにも注目だ。
■ユニオン vs シント=トロイデン
既にPO1進出を決めているウニオン(65)と12位シント=トロイデン(39)による一戦。PO2出場権争いは団子状態となっており、シント=トロイデンと8位アンデルレヒトの勝ち点差は「3」となっている。下馬評ではユニオンが優位となるが、シント=トロイデンは前節6試合ぶりの白星でトンネルを脱出したうえ、今季開幕戦では林大地の得点によってユニオンと引き分けた。強敵ではあるものの決して相性は悪くなく、し烈なPO2出場権争いが続く中でラストスパートに向けて弾みをつけるためにも歓喜をもたらせるか。
■ベルギーリーグ第31節
▽4月1日(土)
- 3:45 ズルテ・ワレヘム vs アントワープ(DAZN)
- 23:00 セルクル・ブルッヘ vs コルトレイク(DAZN)
▽4月2日(日)
- 1:15 セラン vs ヘント
- 1:15 ウェステルロー vs シャルルロワ
- 3:45 オーステンデ vs リエージュ
- 20:30 ヘンク vs ルーヴェン
- 23:00 オイペン vs アンデルレヒト
▽4月3日(月)
- 1:30 メヘレン vs クルブ・ブルッヘ
- 2:15 ユニオン vs シント=トロイデン(DAZN)
※すべて日本時間。
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