ブライトン＆ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫がブレントフォード戦で今シーズン10ゴール目をマークした。
1日に行われたプレミアリーグ第29節でブライトンはホームでブレントフォードと対戦。3月のインターナショナルブレイクのコロンビア戦で得点を挙げた三笘は、リーグ戦再開のこの試合でも左サイドハーフとして先発出場を果たす。
ブライトンは10分にポントゥス・ヤンソンのゴールでブレントフォードに先制を許し、早々からリードされる展開に。それでも、三笘が21分に試合を振り出しに戻す。
GKジェイソン・スティールの前方へのロングフィードがDFラインの裏に抜け出した三笘に通る。すると同選手は相手GKがやや前方に出ているのを見計らって、ペナルティエリア手前からダイレクトでループシュートを放って同点弾をマークした。なお、これが三笘にとって今シーズン10ゴール目となり、プレミアリーグで7点目。香川真司と岡崎慎司の1シーズンのリーグ戦ゴール数を上回ってシーズン日本人最多得点記録を更新した。
直後の22分にイヴァン・トニーがブレントフォードに勝ち越しゴールをもたらすも、28分にダニー・ウェルベックがヘディングを叩き込んで試合は再び同点に。後半早々にイーサン・ピノックのゴールでブレントフォードが三度勝ち越すも、90分にアレクシス・マクアリスターがPKからこの試合3度目の同点弾を挙げる。このまま試合終了を迎え、ブライトンとブレントフォードの一戦は3-3で終わった。
試合後、現地メディア『サセックス・ライブ』ではブライトンの採点を実施し、その中で三笘はチーム最高タイの7点を獲得。「ループシュートによる巧みで落ち着きのあるゴールを奪った。ボールが来た時は常に危険だったが、望んでいたほどに敵陣で走るための多くのチャンスがなかったかもしれない。今、7得点目をマークして日本人のプレミアリーグシーズン最多ゴール記録を更新した」と評価された。
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