DFBポカール準々決勝が現地時間4月4日~4月5日に行われた。
準々決勝の総評
堂安律が先発したフライブルクは、敵地でバイエルン・ミュンヘンと対戦。ドイツの絶対王者とのアウェーゲームで19分に先制点を奪われるなど、苦しい展開となる。それでも27分、ヘーフラーがミドルシュートを叩き込んで同点に。後半は耐える展開となったが、終了間際にヘーフラーが放ったシュートがボックス内でムシアラの手に当たり、PKを獲得。これをヘ―ラーが冷静に沈め、2-1で勝利。昨季準優勝チームが強豪を破って準決勝に進出した。なおフル出場の堂安は、現地メディア『ビルト』で「守備で輝いた」と評価されている。
長谷部誠が先発したフランクフルトは、ウニオン・ベルリンに2-0と勝利。11分、13分とエースFWコロ・ムアニが立て続けにゴールを奪うと、後半途中には鎌田大地も出場させながら、相手の攻撃をシャットアウト。無失点で4強入りを果たした。
また遠藤航、原口元気、伊藤洋輝の3人が先発したシュトゥットガルトも、ニュルンベルクを1-0で下した。両者無得点のまま終盤に突入した一戦だったが、83分に伊藤のアシストからミロが劇的な決勝点を奪っている。
そして前回大会王者ライプツィヒは、ドルトムントと激突。22分にヴェルナーがネットを揺らすと、その後は一進一退の攻防が続いたものの、終了間際にオルヴァンがダメ押し弾。2-0でビッグマッチを制している。
準々決勝の結果
フランクフルト 2-0 ウニオン・ベルリン
【得点者】コロ・ムアニ(11分、12分)
バイエルン 1-2 フライブルク
【得点者】バ:ウパメカノ(19分) フ:へフラー(27分)、ヘーラー(90+5分/PK)
ニュルンベルク 0-1 シュトゥットガルト
【得点者】ミロ(83分)
ライプツィヒ 2-0 ドルトムント
【得点者】ヴェルナー(22分)、オルバン(90+8分)
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