バルセロナのスペイン代表MFガビ獲得に向けてチェルシーが動きを見せるようだ。スペイン『アス』が伝えた。
2021年にユースチームからバルセロナのファーストチームに昇格して以降、大きな活躍を続けるガビ。今シーズンもここまで出場停止を除くほぼすべての試合に出場して、公式戦2ゴール6アシストを記録するなど、ラ・リーガ首位を走るチャビ・エルナンデス監督率いるチームの主力の1人として活躍する。
ガビのこの活躍を受け、バルセロナは昨年9月に新たに長期契約を締結。しかし、クラブがサラリーキャップを順守できない状況の続く中、ラ・リーガは先日に同選手のファーストチーム登録を認めず、再びフベニールA(U-19)登録となり、背番号も6番から30番に変更となった。
さらに、今夏にはフベニールAとの現行契約も満了に迎えることから、バルセロナは7月までにガビをファーストチームに登録する必要がある。しかし、そのためには人件費の削減をしなければならず、仮に同選手を登録するための空きを作ることができなければ、昨秋に締結した新契約は無効となり、今夏にフリーになると予想されている。
そんなガビに対して強い関心を寄せるのがチェルシー。昨夏に新オーナーが就任して以降、積極補強を敢行する同クラブは、今夏に獲得する意思があることを伝えるためにすでに同選手の代理人と面談した模様。さらに、最初の話し合いはポジティブなものに終わり、今後も交渉が予定されているようだ。
なお、『アス』によると、チェルシーはガビに対して好条件のオファーを準備する模様。さらに、今夏には元スペイン代表のルイス・エンリケ監督の招聘を検討しており、仮に成功すれば、同選手獲得に向けたブーストになると予想される。
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