元バルセロナ指揮官で現在オランダ代表を率いるロナルド・クーマン監督は、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの帰還を望んだ。
幼少期から過ごすバルセロナで長年にわたり大活躍したメッシ。しかし、クラブが財政難に陥る中、同選手は2021年夏に電撃退団して、パリ・サンジェルマン(PSG)に加入し、現在同クラブで2シーズン目を過ごしている。
しかし、PSGとメッシの現行契約は今夏に満了予定。すでに契約切れまで3カ月を切るものの、双方は契約延長を結べておらず、同選手の去就は不透明とされる。これを受け、アメリカやサウジアラビアのクラブに加え、古巣バルセロナが獲得に関心を寄せる。
メッシとの再契約に向けて、バルセロナの副会長が選手や関係者と接触していることを明かし、外部スポンサーを募るとも報じられ、元エースのカンプ・ノウ帰還に向けて期待が膨らむ。
2020年夏にバルセロナの指揮官に就任して1シーズンにわたってメッシを指導し、昨シーズン途中に解任されたクーマン監督も同選手の帰還を望む様子。同指揮官はスペイン『マルカ』で自身の考えを口にした。
「彼は世界最高の選手で、彼を加えることのできるチームは強くなる。私は彼の退団を直接経験したが、あれは最悪の日だった。異なるチームのユニフォームを着るレオを見るとき、今でも違和感を感じる。どのような状況なのか、レオがどのように考えているのか、私にはわからない。しかし、メッシにはバルサの選手でいてほしい」
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